キミとのキセキ〜愛のあいさつ〜

北山ｓｉｄｅ「無理言うな」 ページ14

玉「っつ・・・・痛いっ」




玉が痛みを訴えてきた。


北「痛いのか？大丈夫か玉」

玉「う・・・・・ん」

危険を感じた俺らは、すぐ行動に移した。

藤「車、出すね」

横「俺も行く。」

横尾さんと藤ヶ谷は車を出しに行って、

二「大丈夫・・・？」

千「痛いよね・・・。」

ニカと千賀は玉の膝をさすって。



俺と宮田は正直、オロオロしてた。




こういうの、弱いんだよね俺ら。




だって宮田は、玉とケンカしたあとだったし。






「俺のせいで」って思ってるかもしれないんだ。









その３０分後、ようやく用意が整い、楽屋から病院へ出発した。







玉は検査して、寝ている状態らしい。







医「玉森さんは、状態が悪化するのが早いです。あと１回。痛みが来たら入院するんだと思ってください」






そう言われ、宮田は正直取り乱していた。


宮「そんなっ！何とかしてください。入院しなくて治る方法」

北「宮田！無理言うなって。玉だって・・・きっと覚悟してくれると思う」

宮「だって・・・・玉が死んじゃうの、ヤダヨ」

北「俺だっていやだけど・・・・。そん時はその時だ。」









俺だって。




玉が入院するの嫌だし。もしそれでストレスがたまったら・・・って思うよ。




でもね・・・無理は。



無理なことはできれば頼まないで。

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