竜司さんの本心 ページ8
ﾚﾝ｢なら良かった、って…あ、ちょうど学校ついたみたいだ、じゃあ放課後、校門前で落ち合おう｣
｢あ、はい、了解です｣
蓮さんにそう言うと蓮さんはニコッと微笑んで｢それじゃ｣と行ってしまった
｢…(ﾄｸﾝ)…｣
私はあの蓮さんの笑顔に少し胸の鼓動を感じた
｢…とりあえず…教室行かないと…｣
そう思った私は教室まで歩いた
(そして授業中)
先生｢えー、でここはこうなるわけで…｣
｢…(ｶｷｶｷ)(…放課後、俺と一緒に俺の家に…か)｣
私は授業中も朝の事を考えていた、あの時の蓮さんの表情は、少し悲しそうな、慈愛に満ちたような瞳をしていた
隣の席の子｢A！｣
｢っは…！え…な…なに…？｣
隣の席の子｢大丈夫？ぼーってしてたけど…保健室行く？｣
｢あ…え…あぁ…いや…大丈夫だよ…｣
隣の席の子｢ならいいけど…体調悪かったらすぐ言ってね？｣
｢あ…ありがとう…｣
少し…考えすぎたかな…そう思って気持ちを切り替えた
(昼休み)
(ﾄｺﾄｺ)
｢…やっとまともな飯にありつけた…(ｶﾞｼｯ…)｣
昼休み、私はパンを握りしめ、渡り廊下を歩いていた
｢(ﾊｸﾞｯ)…ん…うまぁ…ホント久しぶりに食べたなぁ…(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ)｣
パンは美味しくて、私は少し涙を零した、その時だ
男の人1｢坂本！いい加減にしろよ！｣
｢んっ？｣
どこからか声が聞こえた、私が声の方向に向かうと、そこには物陰に隠れている蓮さんと3人の男の人に怒られている金髪の人がいた、確か名前は、坂本竜司、だったっけか
｢あ…蓮さん…｣
ﾚﾝ｢…！A…(ｼｰｯ)｣
｢あ…(ｺｸ)｣
蓮さんは竜司さん達の様子を見ながら口元に人差し指を持ってきて静かにという仕草を取った、私はそれに従って黙った
男の人1｢お前、また鴨志田に突っかかったんだって？空気読めよ！皆で必死に目ぇ付かねぇようにしてんのによ｣
ﾘｭｳｼﾞ｢…悪ぃ…すまねぇ…｣
男の人1｢俺らはまだ自主練続けてんだ、大学でもっぺん、陸上やれるかもしんねぇし｣
男の人2｢そりゃお前の足のことはさ、気の毒だったとは思うけどよ…｣
男の人3｢とにかく、もう鴨志田を刺激するな、卒業するまで、黙ってやり過ごすしかないんだ、話は済んだ、行くぞ｣
ﾚﾝ/A｢…｣
3人の男の人はそう言うとどこかに行ってしまった、竜司さんは…なんだか悔しそうな表情を浮かべていた
竜司｢あぁそうさ、俺はもう走れねぇ、おまえらを巻き込んだ当然の報いだ、けど、鴨志田さえ、あいつさえ何とか出来れば、この学校も…！｣
ﾚﾝ｢…｣
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ひーにゃ(プロフ) - ハルカさん» もちろんです！頑張ります！ (1月28日 20時) (
レス) id: c87c0e8c3a (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 全然焦らずゆっくり書いてください(*^^*)反応集の方も頑張って下さい"(∩>ω<∩)" (1月28日 20時) (レス) id: 56a8e30dad (このIDを非表示/違反報告)
ひーにゃ(プロフ) - ハルカさん» かなり遅くなっちゃってすみません！時間が足りなくて…掛け持ち常習犯なので通常の人の3倍以上くらい今後も頑張ります！ (1月28日 18時) (レス) id: c87c0e8c3a (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 続き楽しみに待ってました(´｡✪ω✪｡ ` )今後のお話とても楽しみです😊 (1月28日 16時) (レス) id: 56a8e30dad (このIDを非表示/違反報告)
ひーにゃ(プロフ) - 意趣樽＠創作頑張るさん» 応援ありがとうございます！期待に応えられるよう頑張ります！ (12月3日 18時) (レス) id: 378240ba50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーにゃ | 作成日時：2023年9月7日 19時
