秘密を話して ページ7
そういう事なので私には家がない、鴨志田先生が野宿と言った理由も、少し分かった
｢…今日はここで1晩休むか…｣
私は公園のトイレで私服に着替えると、ベンチに横になった、今日も、ご飯の収穫はなかった
｢…(ｸｧｯ)…もう寝るか…おやすみ…｣
そして私は目を閉じて、公園のベンチの上でぐっすり眠った
(翌日)
(ｼﾄｼﾄ)
｢ん…はっ…！｣
私は顔にかかった雨で目が覚めた、周りは結構濡れていて、私は服もびしょ濡れだった
｢うわ…もう…この服洗濯だよ…｣
そう呟きながら私はカバンを持ってトイレに入った、そして制服に着替えてカバンの中にあった折り畳み傘を開いて学校へ向かった
(登校中)
｢…はぁ…私いつまでこの暮らし続ければいいんだか…｣
毎日固い場所で寝て、空腹もしのげない、そんな野宿生活を3年ほど続けているのだ、たまにそんなことも考える
｢って…あの後ろ姿｣
ﾚﾝ｢…｣
｢蓮さん？｣
ﾚﾝ｢…？(振り向く)あ…A｣
｢やっぱり蓮さんだ、おはようございます、蓮さん｣
ﾚﾝ｢あぁ、おはよう｣
見慣れた後ろ姿の正体は、蓮さんだった
｢登校中ですか？｣
ﾚﾝ｢うん、Aは？｣
｢実は私もそうで｣
ﾚﾝ｢そうなんだ｣
朝から人と話せたのは何年ぶりだろう、そう思いながら私は蓮さんと話した
ﾚﾝ｢…A、髪びしょ濡れだな｣
｢あ…あぁ…これは…｣
ﾚﾝ｢カバンも濡れてる、何かあった？｣
｢あ…えと…その…｣
すると突然蓮さんがそう言うので私は少し焦った、蓮さんに、あのことを話すかも、悩んだ
ﾚﾝ｢…何かあったなら、話、聞くよ｣
｢…引きません？｣
ﾚﾝ｢引かないから、勿体ぶらないで教えてくれないか？｣
｢…分かりました｣
蓮さんがそう言うので、私は話すことにした、両親からの虐待のことも、野宿生活のことも、全てを話した
ﾚﾝ｢そんなことが…｣
｢まぁ…｣
ﾚﾝ｢…雨の日も野宿ってこと？｣
｢…(ｺｸ)｣
ﾚﾝ｢…虐待は…辛かった？｣
｢…辛かった、痛かったし、悲しかったし、苦しかった｣
ﾚﾝ｢…ごめん、聞きづらいこと聞いた｣
｢いや、いいんですよ、どうせいつかはバレることですし…｣
蓮さんはその話を聞くと、申し訳なさそうに謝ってきた、蓮さんが悪いわけじゃないんだけどなぁ…
ﾚﾝ｢…良かったら、放課後、俺と一緒に来ないか？俺の家に｣
｢え…？｣
ﾚﾝ｢いや…嫌なら無理にとは言わないけど、でも今の話聞いてたら、Aが可哀想だなって…嫌かな？｣
｢…嫌じゃないです…むしろ…嬉しい｣
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ひーにゃ(プロフ) - ハルカさん» もちろんです！頑張ります！ (1月28日 20時) (
レス) id: c87c0e8c3a (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 全然焦らずゆっくり書いてください(*^^*)反応集の方も頑張って下さい"(∩>ω<∩)" (1月28日 20時) (レス) id: 56a8e30dad (このIDを非表示/違反報告)
ひーにゃ(プロフ) - ハルカさん» かなり遅くなっちゃってすみません！時間が足りなくて…掛け持ち常習犯なので通常の人の3倍以上くらい今後も頑張ります！ (1月28日 18時) (レス) id: c87c0e8c3a (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 続き楽しみに待ってました(´｡✪ω✪｡ ` )今後のお話とても楽しみです😊 (1月28日 16時) (レス) id: 56a8e30dad (このIDを非表示/違反報告)
ひーにゃ(プロフ) - 意趣樽＠創作頑張るさん» 応援ありがとうございます！期待に応えられるよう頑張ります！ (12月3日 18時) (レス) id: 378240ba50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーにゃ | 作成日時：2023年9月7日 19時
