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自己紹介 ページ6

?「前例踏襲、Aが自己紹介したんだし拙僧らも自己紹介しねぇとな、拙僧は波羅夷空却、ここの寺の息子だ」
「…波羅夷空却…」
クウコウ「おう、んでこっちが…」
?「お前に言われなくても自分で自己紹介できる、天国獄だ」
「天国獄…」
赤髪の人は波羅夷空却、リーゼントの人は天国獄と言うようだ、なんだか聞いたことがあるような…
ヒトヤ「あぁ」
「で…この人は…」
?「我は、月光に舞い降りし騎士…四十物十四だ」
「…?」
黒髪の人はまたキャラが変わった、だからどういう仕組みなんだ…
クウコウ「テメェまた訳のわかんねぇことを!(バシッ!)」
ジュウシ「うわぁっ!」
ヒトヤ「はぁ…ったく…騒がしくて悪ぃな、十四は、初対面の人に話す時とか、緊張した時にこういうキャラになっちまうんだ」
「は、はぁ…」
だから突然こういうキャラになってしまうこともしばしばあるんだとか、そういう時は空却さんがいつも喝を入れて正気に戻してやっているらしい
ジュウシ「ごめんなさいっす…自分緊張するといつもこうなっちゃって…」
「あぁ、気にしないでください、誰にだって緊張する時はありますもんね」
ジュウシ「Aちゃん、優しいっすね、ありがとうございますっす」
十四さんは嬉しそうに微笑んだ
「ところで1つ疑問なんですけど…」
クウコウ「あ?」
「ここ…空却さんの家なんですよね…?私…公園で倒れてた気がするんですけど…」
私がそう聞くと空却さんは腕を組んだ
クウコウ「あぁ、十四から聞いた話ではそうらしいな」
「…?」
聞いた話では…?どゆことだ、そう思い頭の中で考える
ヒトヤ「お前、虐められてるんだろ?」
「…!なんで知ってるんですか…?」
ヒトヤ「十四から聞いた、殴られたんだってな」
「…」
クウコウ「にしても、あの十四が虐められてるやつを助けるなんてな、見直したぜ」
ジュウシ「見過ごせなくて…自分も昔…虐められてましたから」
「そうだったんですか…」
こんなにいい人が虐められていたなんて信じられない話だ、まぁ確かに変な部分もあるだろうけど…
ジュウシ「それに自分も、獄さんみたいな誰かを助けられる人になりたかったし、獄さん、弁護士やってるんすよ」
「へ、へぇ…!」
ヒトヤ「んな自慢する程じゃねぇよ、弁護士として当然のことをしただけだからな」
十四さんにそう言われて獄さんはフッと笑みを浮かべていた
クウコウ「で、お前、傷は大丈夫なのか?」
「あぁ、大丈夫ですよ、こんな傷日常茶飯事ですし」

過去を話して→←目が覚めて…



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作者名:ひーにゃ | 作成日時:2023年11月23日 19時

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