同情と恋心 (ページ13)

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言ってしまったページ13

席に着くと、玉森さんがメニューを差し出してくれた。

「あっ、ありがとうございます。」

目線はメニューだが、頭の中は隣の玉森さんのことでいっぱいで、全然メニューが選べない。

【えっ、？

今さ、、、私に話しかけたよね…？

あっ、でも、立ってると邪魔だったし…

玉森さんは私に話しかけたっていう意識はないとか…？

えーーーー、

もう、玉森さんのこと全然わかんないよ～(泣)】

すると、隣からまた声が。

(玉森)「飲み物決まりました？」

「えっ、！

あっ、はい！

と、とりあえず、カルピスで、！」

目を合わせず答えた。

(二階堂)「えっ、ソフドリ？？ハイじゃなくて？？

もしかしてAちゃん飲まないの？？」

(藤ヶ谷)「おい、二階堂、女の子に飲ませるようなこと言うなよ。彼女は明日も朝から仕事あるんだし、そのくらい気ぃ使えよ。」

「あっ、なんかすみません、、、

私、ほんとにお酒に弱くて、全然飲めないんです…」

(宮田)「いやいや、そんなことないって～！！

なぁ、二階堂！！！

ソフトドリンクでもいいから、俺らと楽しくお話しよ～！！！」

(二階堂)「いや、でも、！」

(北山)「とりあえずさぁ！Aちゃんのこともっと知りたいなぁ！」

(二階堂)「おいっ、俺の話遮るなや！(笑)」

(玉森)「うぅるさい！！二階堂！！！

今はAちゃんの出番だろ？お前は黙って酒飲んどけや！」

(千賀)「出た出た！ニカ玉劇場ww」

(横尾)「おいっ、健永、二階堂を調子に乗らすな、

んで、二階堂はまじで黙れ。

たまも怒ってるんだから、

ごめんね、Aちゃん。

そんでさ、俺の疑問なんだけど、なんでこの仕事就こうと思ったの？

男が多い世界じゃん？」

キスマイのペースに流されて圧倒されていたら

横尾さんが優しく話しやすい空間を作ってくれた。

でも、された質問はすごく答えにくかった。

「あっ、きっかけは…なんて言うか、、、」

【言いづらい…、、

嵐が原点だなんて、言っていいの、、？

この際、正直に言うべき？】

私が答えに困っていると、

(二階堂)「えっ、ガチで俺らのファンだったりして？！」

ドキッとした。

(北山)「えっ、？まじで？(笑)」

「あっ、いや、そうじゃないんです！(＞＜)

わ、私！！

ずっと前から嵐が好きなんです！！！！」

思わず出た言葉が恥ずかしくて、下を向いてしまった。