同情と恋心 (ページ7)

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人見知りページ7

上司の一言でここにいないといけなくなった私。

「えっ、どうしよ、、。」

思わず心の声が漏れた。

そんな私を見てキスマイのメンバーは優しくエスコートしてくれた。

(宮田)「Aちゃん！ほらほらっ！突っ立ってなくてここ座りな！」

そう言って宮田さんは椅子を出してくれた。

(二階堂)「えっ、もしかして緊張してる？本物の俺らに会って！(笑)」

(千賀)「なわけないだろーが(笑)お前さっきからふざけすぎだよ！ごめんね～Aちゃん、こいつお調子もんで(笑)」

と言って、私の緊張を和らげようとしてくれる二階堂さんと千賀さん。

(北山)「Aちゃんさ、大丈夫？(笑)固まってるけど、、？もしかして俺らのファンだったりして？(笑)」

(横尾)「みつもふざけんなよ(笑)困ってるだろ、彼女。」

ふと我に返ると、北山さんの一言にドキッとしてしまった私がいた。

そして、その時の私の頭には嵐が浮かんでいた。

【キスマイでこの様ってことは、私って嵐のライブ担当して、嵐目の前にしたら多分何も出来なくなるんだろうなぁ…ファンって存在はこういう裏方にいるとやっぱり邪魔なのかなぁ。。。】

私は目の前のキスマイを忘れて嵐のことを考えてしまっていた。

(藤ヶ谷)「ほら、困ってんじゃん！

緊張しなくていいよ？これから打ち合わせ始まるけど、適当にそこら辺で好きなことしてもらってていいから！たぶん何聞いてもまだ難しいと思うし！！」

「あっ、そういう意味じゃなくてっ(＞＜)」

我に返った時に考え事の延長線上で思わず声が出た。

(北山)「そういう意味じゃなくて？？」

「あっ、いえ！緊張はしてます！

けど、ファンとかどういうんじゃなくて！！

、あっ、いや、嫌いとかじゃないですよ、！？

あの、なんて言うか、、、、人見知りで、、

でも、話しかけてもらえるのはすっごく嬉しいんで、気にしないでください！」

何とか弁解した。

人見知りっていうのはこういう状況ってだけで疲れちゃうから、もうため息が出そうなくらい身体がだるくて、喋り終わったあとは下を向いて、泣きそうになっていた。

【にしても、玉森さんだけまだ口開かないけど、こういう女の子嫌いだよね、、まぁ私も正直クールにキメちゃってる感じの男の人、あんまり好きじゃないんだよな、、、でも、ちょっと怖いなぁ。】

こんなことを考えてしまうから人見知りは疲れる。

そして、打ち合わせは始まった。