検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:3,000 hit

□■ またね。 ページ1











「 卒業おめでとう 」






卒業の記念品を

一人一人、順番にもらっていく。






「 3年間よくがんばったな 」






大好きな人が隣にいてくれたから

退屈な学校も、毎日ちゃんと来れたんだ






『 A! 』



『 裕太くん 』



彼と共に、苦しいことも悲しいことも

嬉しいことだって、たくさん感じてきた。






『 記念品、しょぼいよな〜

もっと豪華な物くれてもいいよね〜 』



『 名前のハンコだなんて(笑)

せめて印鑑がよかったね (笑) 』






入学して、自己紹介のとき。

お互いに一目惚れしたことから

連絡を取るようになって、

いつの日か学校でも一緒にいるようになった。



ある日突然、夜の公園に呼び出され

告白をされた。



一目惚れから始まる恋は続かない、

誰かがそう言っていたけど

私たちは1年の夏から

卒業のこの瞬間まで

喧嘩の一つもなく、続いていた。






『 ところで裕太くん。

ずっと知りたかったけど ...

進路はどうするの?

卒業したし、知りたいな ... 』









_

□■ またね。→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:結乃 ○* | 作成日時:2015年10月9日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。