私、不良になりました。〜俺足族〜 part２

九十一 ページ41

▽





『私は出ないって！』






二「なんでだよー！！行けよ！」





『嫌っ！！！』





横「どうした？」





あれから、飲み物を買うために席を外していたガヤさんと横ーさん。




コンテストまであと1時間をきった。




俺はどっちでもいいんだけどなつきが…






玉「どうしても出たくないんだってさっ。」





千「なんでそんなに出たくなのさー。なつきだったら美人だし絶対今年のミスとれるって！！」






『そんな保証ないでしょ！』






北「別にミスとれなくてもいいじゃん。スカウトされるだけですごいんだから。」





『絶対に出ないからねっ！！』





そう言ってどうしても出たがらないなつき。




するとガヤさんが何かをたくらんだように口を開いた。





藤「へぇ〜なつき可愛いから簡単にミス取れると思ったんだけどなぁ〜残念。

もしコンテスト出たら新しくできた駅前のケーキ屋さん、

連れて行ってあげようと思ったんだけどなぁ、残念残念。。」





『……ケーキ。。』





藤「そう、めちゃくちゃおいしいって有名なのになぁ〜。」





『めちゃくちゃおいしい。。』





藤「あぁ〜残念。。せっかくなつきにも食べさせてあげたかったんだけどなぁ。」





『……もし、コンテストでたら連れてってくれる？』





藤「もちろんもちろん。ミスとれたら3個、おごってあげる。」





『出る！！！』





え。。



うそでしょ。




このとき、なつきをあやってるようなガヤさんが恐ろしく感じた。

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←九十

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す