八十一 ページ31
○
皆にさよならを言って傾いた体。
__もし生まれ変われるのなら私は……
そう思って目を閉じた。
玉「なつきっ!!!」
私の体は宙に浮くことなく何か温かいものに包まれた。
__ドサッ。
急に体に衝撃が走ったけど痛くない。
玉ちゃんの匂いがふわっと香った。
私は静かに目を開けた。
目の前には……玉ちゃんが私の横で倒れていた。
私はようやく自分は屋上から落ちることなく玉ちゃんに助けられたということが分かった。
『……なんでっ。。』
玉「なんでじゃねぇーよ!何勝手に死のうとなんてすんの!?
なつきの人生これからだろ!?」
北「玉森っ!なつき!」
『私の人生なんて、、』
玉「少なくとも俺らにはなつきが必要なんだよ!
今までは金目当てだったのかもしんないけど、
俺らはなつきが金持ちでも貧乏人でも大事な仲間だよ。」
玉ちゃんはそう微笑んで言って私を抱きしめてくれる。
『うぅ……グスンッ………。。』
玉「だからこれからは自分の行きたい道を自分で決めなよ。
誰かの言いなりになんてならなくてもいいんだから。。」
『、、ありがと。。。。』
あのあと私は何をしたのか何を言ったのかは覚えていない。
けど確かなのは
自分の人生、自分でやりたいことをやればいい。
もうこれ以上、誰かの決めた道を歩むのはやめようと決めたこと。
私は皆と離れ離れになるその日までずっと一緒にいること
もう死にたいなんて思わないことを決心した。
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白雪美咲(プロフ) - なほちゃんさん» どうしても時間の都合上、中途半端になってしまいます。すいません。。 (2018年6月10日 0時) (レス) id: cd019adbb1 (このIDを非表示/違反報告)
なほちゃん(プロフ) - 何で中途半端な終わりかたなんですか? (2018年6月9日 21時) (レス) id: 01f3b783a5 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - 白雪美咲さん» はい!楽しみに待ってます! (2017年12月19日 23時) (レス) id: 63b51f6df2 (このIDを非表示/違反報告)
白雪美咲(プロフ) - 美緒さん» ありがとうございます!時間がある限り、たくさん更新したいと思います! (2017年12月19日 20時) (レス) id: 511d433828 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - とても続きが気になります!大量更新楽しみに待ってます!これからも頑張ってください! (2017年12月19日 14時) (レス) id: 63b51f6df2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白雪美咲 | 作成日時:2017年12月12日 16時