私、不良になりました。〜俺足族〜 part２

五十二 ページ2

○







＿＿ﾊﾟｼｯ！







『あっぶなー。』







二「なんで止めんだよ！」








『なんの理由も分からないのに無意味に殴っても問題になるだけだよ。



まずは何があったのかを聞くべきじゃない？』







そういうとニカちゃんは私が握っている拳をスッと下ろした。








店「ひ、ひとんちのDVDを盗んだあげく、殴りかかって……。




き、君たち！青宮の生徒だろ！訴えてやる！」








『ち、ちょっと待ってください！！！盗むってどう言うことですか！？』








店「このDVDを盗んだんじゃないか！」









『私たちは普通にこの通りを歩いていただけです！そしたら走ってきた子にぶつかって、、




だからニカちゃんは何も盗んだりしていません！！』








店「ふんっ、お前らみたいな奴の言うこと、誰が信用するか！」








『、、じゃあお店にカメラ、ついていませんか？1度見せてください！



それが私たちがやっていないって証拠です！！』









店「カメラなんか見たところで何も変わんないよ。とりあえず、今から学校に電話するから。」








そう言ってお店の人は行ってしまった。







ミツとか千ちゃんがお店の人に文句を言おうとしたけど、



玉ちゃんが私の様子を見て察知してくれたのか「やめろ。」と止めてくれた。








北「玉、なんで止めんだよ。」








玉「俺らは何もやってないんだから、ここで文句言った時点で俺らがやったって



認めてるのとおんなじだよ。」








千「でもさ、二階堂が疑われてるんだぜ！！！悔しくねーのかよ。」








『……大丈夫。ニカちゃんは何もやってないから。私が先生に話しつけるから。』

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