【REBORN】Do you understand?

target 4 ページ6

「えっと、ボク、誰かな？迷子？」


とりあえずすっとぼける事にした。おい美奈子。笑うんじゃない。


「迷子じゃねぇぞ。俺は超一流ヒットマンリボーンだ」

「へぇ、殺し屋さんが私に何の用事かな？」

「お前、ファミリーに入れ」



…………………何故そうなるのか。

私はモブやぞ。そもそも、私が守護者になってしまったら大空の属性足りないし。



「ファミリー？」


▼ A は とぼける を つかった ！



「そうだぞ。マフィアのボンゴレファミリーだ」


▼ しかし リボーン に は こうか が ない ！



やだこの赤ん坊怖い。沈黙の掟(オメルタ)とかあるんじゃないの？一般人やぞ私。



「………マフィアごっこかな。悪いけど、私今忙しいから」


「そうか。じゃあボンゴレの一員としてこれからよろしくな」


「あっ！ちょっと！！」



そう言ってリボーンはあのニッとした笑みを浮かべて去っていってしまった。


……沈黙の掟を破ったと言うことは、私は既にファミリーとして数えられた、と考えていいと思う。そうでなければ、復讐者が黙っている筈がない。



「ファーwwwwwAがマフィアとかwwwうけるww」



こっちは笑えねぇよ美奈子。だってこれから骸編とか、争奪戦とかあるんだぞ……………。


アッこれ私死ぬやつや。きっと骸あたりにサクッと刺されて死ぬんや。



「美奈子…………骨は拾ってね」


「うん？突然どうした？」



うん。もういいや。なるようになれ！






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




≪おまけ≫




「なぁ！参葉ってそんな派手な見た目でオタクなのか？」


………いるよね。こういうやつ。



「オタクじゃないし。認めないし」


「認めないとかwwつかきもっ！あんな目ぇでかい人間居ねぇだろwwww」



ほんと、幼稚だ。何故こういうやつが俺正義みたいな顔して生きてるのか。



「じゃあ何か？アンタ雛人形見てこんな小さい人間居ねぇよwwwって言うの？」


「で、でもお前みたいなオタクの事腐女子って言うんだろ？はっ、どうよ、これ嬉しいか？」



そう言ってそいつは友達を肩に引き寄せた。


…………はぁ。



「あのさぁ、君の名はの瀧君だって、凄い不細工の口噛み酒なら飲まなかったでしょ」



「」



「つまりはそう言うことだよ」



本当、馬鹿馬鹿しい。他の腐女子はともかく、私は筋金入りの面食いだっつの。



てか、私腐女子じゃないし！！ちょっと嗜むだけだし！！！！

target 5→←target 3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す