柱の女、痩せさせられる。【鬼滅の刃】

▼ 風柱 と ページ20

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「気持ち悪りィんだよ！！！！」



そう言って、不死川さんは私が昨日頑張って書いた記録帳を床に叩きつけた。



「因みにその頁、じゃがいもだけだと思うけど地味に「りんご」が伍つ紛れてます」

「知るかァんな事！！」

「じゃがいもって書くより林檎って書いた方が良かったですかね」

「どうでも良いわ叩っ斬るぞォ！！！！」

「あとお忙しいらしい悲鳴嶼さんが、私を見た瞬間滅茶苦茶にお経を唱え出しました。もしかして私の魂抜けてません？」

「話が通じねえな、その耳が飾りなら千切って刀でぶっ刺してやろうかァ」

「貫通しますね。風通し良さそう」

「意識絶え絶えかよテメェ」



有ります。有りますけど、自分で言うのも何ですが心ここにあらずって感じです。芋。

何なら珍しくあの鬼より鬼と恐れられる不死川さんに引かれてる。ちょっと優越感に浸る。



「今日は不死川さんがお相手なんですね。如何致しましょう」

「実戦だ」

「え」



「日輪刀を持て。戦(や)んぞ」



「…………戦んぞと書いて「やんぞ」って読むのって、なんか凄くカッチョ良いですね」



「テメェの腐りかけた脳味噌抉り出してやんよォ」



それ、多分、林檎と生食した人参のせい。



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