第40話「何故か談笑」 ページ40
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「僕のこの姿見るの2回目でしょ?何でもう忘れちゃってんの」
「2回目……?」
「憂太がいた時の」
「憂太くん……?」
「ダメだこりゃ、5歳児と話してる気分」
「いやだって、私が召喚したのはモラル関係無しにすごい触ってくる顔だけ見ればまともでとっても性格が悪い五条先生であって、こんなイケメンで誠実そうな童顔の優しい感じのお兄さんではないです」
「本人目の前にしてボロクソに言うじゃん。初対面の人間相手だと吃る癖してこんなにハッキリとした口調で罵倒できる矛盾に早く気付きなよお馬鹿ピーチ」
「アッ………その声はもしかして」
「結局気付くの声かよ」
うわ〜〜〜五条先生!!
軽薄そうな、それでいて性格悪そうなその声と言葉の羅列は五条先生!!
建物の下へ下へと檻ごと降下させられた筈なのに日光を浴びれているという矛盾の答えは、建物の半分以上が木の檻とともに目の前の人物によって消し飛ばされていたからという事だったのだがそれはさて置き。
「今度から敬意を込めてマ○オ先生って呼びます……!!」
「普通に拒否させてもらうね。悟先生とお呼び、語尾にハートを付ける勢いで」
「誰も助けに来てくれなかったからついに私のこと嫌いになってしまったのかと」
「みんな君を探して救助に向かえる程暇じゃなかったからね。それに、この木の檻の中も外も異様にガードされてて近付く事すら叶わなかったみたい」
「あっ、そうなんです、私実は妖精だったんです」
「へ〜。じゃ、後始末残ってるから」
「置いてかないでーー!!!」
普通に無視されたんだけど。なんで?悟先生呼びスルーしたから?
九尾を元のサイズに戻し全力で五条先生の後を追う。五条先生普通に宙に浮かんでるんだけどやっぱり先生の術式はすごい。そう思いながら、九尾に乗って私も空を翔ける。
「ああ、京都校の3年の子をコピペしたのか」
「空を飛ぶってとっても憧れてました!」
「魔女宅見れば良かったのに」
「私ジブリはもの○け姫一本って決めてるので」
「何その意味不明な拘り」
というか先生、九尾を前にしてよく落ち着いてられるな。
そう思って聞いてみたら、「もう慣れたから、無下限張らなくても平気」と言われた。
………え、何?普段の生活でめちゃくちゃ触って来たのはそういう理由……??
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Alice - ( ,,`・ω・´)❕続きが早く見たいです!.更新頑張ってください (2023年1月29日 13時) (レス) @page40 id: 37c62558af (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2021年1月4日 11時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
エドワールド(プロフ) - 更新頑張って!! (2020年12月6日 20時) (レス) id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - 続きを...お願いします...!!更新待ってます!! (2020年11月17日 23時) (レス) id: 3b4652fe38 (このIDを非表示/違反報告)
おでんパン - とっても面白いですね!!更新楽しみにしてます!!!! (2020年11月12日 23時) (レス) id: 9599c9f027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨風 | 作者ホームページ:
作成日時:2020年11月2日 17時