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安田side
だるい身体を引きずりながら、どうにか準備をして、マネージャーの車に乗り込む。
幸い、鏡で見た感じ顔色はそんなに悪くなかったし、マネージャーにも何も言われへんかったから、亮にもバレずにやり通せるんやないかな。
そんなこと思っとったんやけど…
「おはよ(^ ^」
「おはよ…章ちゃん？どうかしたん？」
部屋に入った途端、亮に気づかれてもうた…
でも、心配かけたないねん。
だから、
「え？何もないよ？亮こそ急にどないしたん？笑」
って言って、誤魔化してみた。
僕の言ったことを信じてくれたかどうかは微妙なところやけど、まあひとまず切り抜けた、かな？
ずっとこのままやとバレてまいそうやし、そろそろ身体もしんどくなってきたから、時間になるまで少し寝かせてもらうことにした。
もちろん、昨日の夜新しい歌詞を考えとったらいつの間にか寝る時間無くなってもうて…
とかそんな感じで言い訳をしてから。
なんか、嘘ついてばっかでごめんなぁ、亮…
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作者名：理系女子♪ | 作成日時：2015年6月10日 17時
