エイトさんの体調不良part5 (ページ24)

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横山side

どっくんの吸入が終わったあと、
薬をもらって、みんなが待つ車に戻った。

「亮っ！」

真っ先に反応したのはやっぱり安で、後から大倉と丸も後ろの座席から顔を出してきた。

助手席のすばるはヒナとなんか話しとる。

と思ったら、みんなのこの後の仕事の予定を確認しとったらしく、

「横と亮以外はそろそろ次の仕事行かんとやで？」

って言われた。

あ、そっか。
俺は今日の午後はオフやけど、みんなはそれぞれ仕事やもんな。

運良くどっくんもこの後は仕事ないみたいやから、
今日はゆっくり休めるな。

いくら落ち着いたって言うても、流石に一人にしておくんは怖いから、俺が今日はどっくんの家に泊まるってことにした。

喘息って、夜に悪化しやすいからな。

「よし、じゃあ行きますか。」

他のメンバーをそれぞれの仕事場まで送って、
最後に残った俺とどっくんは、ゆっくりとどっくんの支度まで向かった。

なんか、二人っきりって久しぶりやな。

最初のうちはちょっと恥ずかしくて、なかなか話も弾まへんかったけど、次第にむかしに戻ったみたいな感じになって、いろんな話をした。

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