大倉ーストレス…錦戸(全) ページ43
大倉side
収録の後、ここ最近よく俺らの現場にいるスタッフさんに呼び出された。
全員いるのに何で俺だけなんやろ、とは思いつつも着いて行ったら、いつも取材とかで使ってる会議室に入って行って。
軽く打ち合わせでもするのかなって思って油断したら、
「…お前さぁ、最近調子乗ってるだろ。」
…ぇ、、?
「いつもただヘラヘラ笑ってるだけだし、何やっても結果残せてないくせに、メンバーには甘やかされて、ほんとムカつく。どうせメンバーにも迷惑がられてるんだし、たまには自分だけの力で何かやってみたら?」
…(バタンッ)
……ぇ……今の、なに……?
言うだけ言ってそのまま居なくなられたから、何も反論できなかった…
…いや、そもそも、あの人の言ってることが正しいのかもしれへん。
確かに、俺は気の利いた事とか言えへんし、何気なく言ったひとことを村上くんとかに拾ってもらってどうにかなってること多いし…
いつの間にか、それが当たり前みたいになってもうてたけど、それじゃあかんねんな。
みんなに迷惑がられてるなんて考えたこともなかったし、思いたくもないけど…
でも、確かに、今のままじゃあかん。
このままやと、ほんとにみんなに嫌われてまうかもしれへん。
今のうちに、どうにかしないと…
172人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るー∞(プロフ) - 更新待ってます! (2019年3月21日 11時) (レス) id: 91622ef3ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆ ず そ ー だ(プロフ) - 頑張ってください! (2018年8月31日 0時) (レス) id: e209db4987 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:理系女子♪ | 作成日時:2018年8月29日 20時