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翌日

私達は街に出かけた

私は怪我が完治とは言えないけれど治り

少しだけ機能回復訓練をできるようになった

兄上はもう少しで復帰するそうだ


千寿郎「晴れて良かったですね!」

『そうね!気持ちがいいほどいい天気ね!』

杏寿郎「うむ!!絶好の外出日和だ!!」


近くの街は賑やかな所だ

最近は出かけれなかったから

今はどんな店があるのか、最近の流行りなんて分からない

すごくワクワクする


千寿郎「楽しそうですね姉上」

『うん、楽しいよ!たくさんのお店があるもの!それにこの賑わいだからはぐれないようにしないとね!』

千寿郎「あの、姉上...」

『ん?』

千寿郎「て、手...を、繋いで貰えますか?」


う...

愛い...!!!!


『もちろん!!!』


千寿郎の手を取ると嬉しそうに笑っていた


杏寿郎「ならば俺も繋ごう!!!」


そう言い兄上は千寿郎の手を繋いだ

千寿郎はあわあわしていたけれど嬉しそうだった


『なんだか楽しい1日になりそうです!!』

千寿郎「そうですね!」

杏寿郎「うむ!!」


それから私達は甘味処に行ったり

雑貨店、本屋を回った


杏寿郎「よし、A!!何が欲しいんだ?言ってみなさい!!」

『そうですね...では、髪を結う時の紐が欲しいです!出来れば頑丈の!』


つい最近予備の紐が無くなってしまい

これが最後の物となってしまった

耐久性があまりなく

気づけばほつれたりしていた

今のだってボロボロだ


杏寿郎「よしわかった!!では行こう!!」


私達煉獄家は全員長髪だから

兄上はきっといい店を知っているのかもしれない


杏寿郎「時にその紐はどこに売っているんだ?質のいい店がどこにあるのか知らん!」


兄上は知らなかったみたい


『簪があるお店かと...でもどこかは...』

千寿郎「...あの、僕知っています」

杏寿郎「なんと!!!」

千寿郎「買い出しでよく来ますので...」

『千寿郎...いつもありがとうねぇ』


私は千寿郎を抱きしめて


杏寿郎「感謝する...お前の兄と姉はお前を誇りに思うぞ...」


兄上は頭を撫でていた


千寿郎「あの、恥ずかしいです...」


休暇中の隠1(あれは...煉獄家の...何してんだ...)

休暇中の隠2(仲のいい兄妹だなぁ...)



千寿郎に案内され

目的の店に到着した

千寿郎が聞いた話、ここが1番いい店だという

初めて見た私も本当にいい店だと思う

兄上と千寿郎が選んでくれるので店内を見て回る

綺麗な簪や櫛などの装飾品がたくさんあった

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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 兄妹   
作品ジャンル:アニメ
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美園(プロフ) - 面白かったです,心の中でこれからも楽しませてもらいます!素敵なお話ありがとうございました! (11月19日 22時) (レス) id: 69d991c9f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2021年10月20日 8時

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