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今日もマイキーとドラケンは学校に来なかった

センコーに配布プリントを渡すようにパシられるのもいつもこと

課題プリントだなんてやりもしないのに

それもセンコーは考えてくれて

5問くらいの少ない問題を解いてくれればいいよって言ってくれるヤツもいた

大半は生徒全員と同じように出す

だから近くのファミレスに集まって課題をテキトーに終わらせる

私は今そのファミレスに歩いて向かっている

その途中でタケミっちに声をかけられた



『どーしたの?なんか用?』

武道「聞きたいことがあるんです」

『長くなりそう?』

武道「何か用事があるんですか?」

『うん。ファミレスでマイキー達と課題やるんだけど...来る?』

武道「いやいや!大丈夫です!課題ちゃんとやるんですね」

『馬鹿にしてる?』

武道「してないっす!!」

『やんないとうるさいの。お前もちゃんとやるんだよ』

武道「はい!」

『なら明日空いてる?』

武道「明日っすか?いいっすよ」

『なら渋谷駅の前ね』



タケミっちと明日会う約束した

何を聞くことがあるのかは分からない

でも、なぜ初対面である私のことを知っているのかを聞いてみたいから

ちょうど良かった



マイキー「お、Aじゃん」

『あ、マイキー。あれドラケンは?』

マイキー「ケンチンね、1回家帰ってから来るみたい」

『珍しい。忘れ物したのかな。筆記用具なら貸すのに』

マイキー「てか、歩き?」

『そういう日もあってもいいかなぁって』

マイキー「ふーん。乗る?」

『なら、お願いしようかな』



信号が変わる前に急いで乗って腕を腰に回す

マイキーの後ろに乗るのはいつぶりだろうか

中2以来かな

夏休みに渋谷を歩いていたら

広場でなにか騒ぎがあった

簡単に言うと縄張り争い

元々俺達の場所だ、俺らが先に目をつけていた

だなんて争っていた

通行の邪魔になってたし

一般の人も迷惑そうにしていた

正直私も邪魔だと思ったから

そいつらに蹴りを食らわした

邪魔だと言えば標的が私になった

でも喧嘩は弱いチームだった

だから、話だけ聞いた

こいつらはストリートダンスのチームで

喧嘩を生業にしていない不良だった

そんなチームもあるんだなぁ

それがその時の感想だった


お互い同じ類のダンスだったようで



『同じチームになれば?嫌なら頭同士で予定組むとか勝負したらいいじゃん。馬鹿でも分かるよ?』



そう言うと案外サクッと決まり

予定を組んでやる

ということになった

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設定タグ:東京リベンジャーズ , ブラスタ , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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ユノン - 続きが気になる (2022年9月15日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 武道と銀星の絡みが見てみたいです (2022年9月8日 9時) (レス) @page11 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年7月27日 22時

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