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三ツ谷「ドラケンは!?ドラケンは無事か!?」



三ツ谷の声が聞こえ見るとぺーやんも来ていた

タケミっちは2人に詳しいことを話に行った

少し後にマイキーも到着した



武道「マイキー君、ドラケン君が!!!」

マイキー「聞こえてたよ。待合室どこ?」

エマ「マイキぃぃ」

三ツ谷「マイキーっ!!」

ぺー「マイキー!!俺...!!」

マイキー「みんなうるせぇよ。病院なんだから静かにしろ!」



マイキーは妙に落ち着いていて

エマの頭を撫でソファーに座った



マイキー「...ケンチンはさ、昔っから言ったことは絶ッ対ぇ守る奴なんだ。こんなことでくたばんねぇよ。そんな不義理、絶ッ対ぇしねぇ。アイツ、俺と天下獲るって約束したからな」



マイキーはいつものような笑顔を見せた

不思議なほどいつもの笑顔だ



マイキー「だからエマ、A、三ツ谷、ぺーやん、タケミっち。ケンチンを信じろ」



マイキーがそう言うと皆んな落ち着いて手術が終わるのを待った

その間に私は隊長全員に現状をメールで伝えた

母さんからの連絡は「帰ってくる時間だけ教えて」とだけ

私は「何時になるか分からないから鍵閉めて寝てていい」と伝えた



マイキー「連絡サンキュな」

『......私の役割だから』



連絡で思い出し三ツ谷に礼を伝えた

今回のこと振り返ると

事前に防げれなかったミス

怒りに任せた行動をしそうになったこと

守れなかったこと

役割も心に誓ったことも守れなかった

長内とキヨマサの件は終わった

愛美愛主の動きも警戒しつつ

あのガングロの金髪の動きを絶対に掴む

今回の件

そいつが裏にいる

どう信用してもらえるか、というのが問題



...私にできるかな




マイキー「A、そんなに手握ってると血が出るぞ」

『あ、うん』




マイキーこそ少し手が震えてるくせに私の心配をする

その優しさに申し訳なさが募る

溺れてしまいそうだ

でも、そんな顔や態度見せてたら

また心配かけられる

信じて待たなきゃってわかってるのに

自分の事ばかり考えてしまって嫌になる

自己嫌悪も募る

もしも、とぐるぐる頭の中に駆け回り

それを振り解くように

生きて戻って来いと願う気持ちが溢れる


『ドラケン、頑張れ...』


今はそれしか言えなかった







.

静かな待合室にランプが消える音が響き

一斉に立ったと同時に手術室のドアが空く



「一命はとりとめました。手術は成功です」



ふと全身の力が抜けた



『よかった...!!』

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設定タグ:東京リベンジャーズ , ブラスタ , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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ユノン - 続きが気になる (2022年9月15日 22時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 武道と銀星の絡みが見てみたいです (2022年9月8日 9時) (レス) @page11 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年7月27日 22時

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