転生転生2【東リべ×ブラスタ】 (ページ17)

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『だったら早く情報集めて早く終わらせるのが1番でしょ...これは私の仕事だよ。もし向かってくる奴いたら殴り返すし』

三ツ谷「そういうんじゃねぇよ…！群れになって襲ってきたらどうすんだよ。簡単に殴り返すなんて無謀だぞ。もっと自分の立場を考えろよ！！」

『考えてる！！だから焦って...…あーもういい。これ以上言い争いたくないから帰る』

三ツ谷の呼ぶ声を無視してバイクに乗る

愛美愛主戦の前にチーム内でゴタゴタ起きてたらダメだ

もし内部抗争だなんて起きたら...

ダメだ

悪い方に考えちゃダメだ

今日は気が済むまで走ろう

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7月が終わりに近づいた頃

三ツ谷とのちょっとした言い合いで少し気まづくなってしまった

長内とキヨマサ

そしてあのガングロ金髪について

見張ったりしている

パーはマイキーとドラケンを呼び出して今回の抗争について話し合っている

私はそこに行っていない

自分のすべきことをするだけ

相変わらずあのガングロ金髪について何も掴めていない

急がないと

ブォンブォン

数十のバイクの排気音とコールが聞こえる

そっちの方に行くと白の特服の集団が見えた

白の特服...

もしかして愛美愛主

急いでマイキーに電話を鳴らす

『なんで出ないの...まさか』

もう襲撃に食らってるのかも

電話を繋げながら走る

確か、集まってるのは廃倉庫

電話に出てと思いながら全力で走っていると

「お前、もしかして東卍の奴ー？...マジであってんじゃん」

後ろから声がした

振り向くと愛美愛主の数名だ

相手は高校生

いけるかな

いや、やるしかない

電話を切り構える

「やる気ジャーン」

「どーしてやろうかなぁ」

「チャチャッとやって襲っちまおうぜ」

「アガってきたぁ！」

一斉に殴りかかって来たのをひとりひとり捌いて

みぞおち、顎、鼻、目を狙って殴り、蹴り返す

でもまだ倒れてない

しぶとい

こうなったら崩すか

飛んで回転蹴りを頭にぶち込み

着地と同時に低い態勢になって足払いする

転んだ奴を足場にして別の奴を殴る

全員倒れたのを確認して走る

結構時間がかかってしまった

急いで住宅街を走っているとパトカーのサイレン音が聞こえた

ドン

横から人が出てきてぶつかってしまった

『いっ...すみま、』

ドラケン「すんま...は、椿！？なんでお前ここに！？」

ぶつかったのはドラケンだった

『ドラケン達こそ大丈夫！？愛美愛主が』

ドラケン「逃げながら話す！さっさと立て！」