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それにお小遣いも貰えるようになった
2ヶ月で2000円で全てやりくりしなきゃいけないが前よりマシだ
それでも殴られることは変わらなかった
ただレベルが上がった
反抗したら縛られて殴られることも、物を使って殴られることもあった
酷い日は別に私が死のうが関係ないほど殴ってくる
そして
「女の癖に」
嫌いな言葉も浴びせられた
たまたま引越して来た隣のおばさんが父子家庭と知って
「女はね男を支えるものなの。ちゃーんとお父さんの言うことを全部聞くのよ」
「旦那と娘を捨てて逃げる嫁なんてクズな女ね。あなたも、お母さんのような女にならないでちょうだいね。あなたのために言ってるのよ」
「女は家事ができて当たり前。男の人の後ろを下がって歩くもんなのよ」
「まぁ、空手だなんて男の子みたいなことをして!女の子がするもんじゃない!女の子はね、おままごとをしてお人形遊びするから女の子らしさってものが...それにまぁ、服も...道場なんて行かずに私とデパートに行きましょ!」
そう言ってくるし
いらない服も勝手に買ってきて
しかもクソダサいし
勝手に家に上がってあれこれ言ってくるし
あんのクソババァ...ぶっ叩いてやる
そう思い組手をする
マイキー「荒れてんなー」
場地「なー」
よく笑われて茶化される
あのババアが来てからたまに愚痴ってるからマイキーと場地はこの事情を知っている
『私の好きな事をして何が悪いんだよ。部外者は口出すなっつーの。父さんの味方してるくせによく言うよ』
マイキー「ババァのクセにって馬鹿にしとけー」
場地「黙れババァってのもなー」
『いつか言ってやる。まだ耐える...あいつがなにか仕出かした時にやってやる』
マイキー・場地「「怖ー」」
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学年が上がり
ドラケンと出会った
頭に刺青があってびっくりした
ドラケンと会ったのは
ドラケンが高校生にマイキーを呼んで来いとパシられて
マイキーがドラケンと会って
私は図書係の仕事を済ませて下校してる時に
マイキー「ちょうど良かった。ランドセル持っててよ」
飴玉を食べながら頼まれたのが始まりだ
そしてマイキーは相変わらず凄い蹴り技を高校生に喰らわせていた
ドラケンも「すげぇ」と言っていた
マイキーと友達になった
マイキーは「ケンちん」と呼び
私は「ドラケン」と呼んだ
ドラケンが周りにそう呼ばれていたから
私もドラケンと呼ぶことにした
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珠羅(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます!制作中ですので、しばしお待ちください! (2022年5月16日 20時) (レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2022年5月15日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年5月12日 0時