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走って公園に向かった


『話終わったよ』

場地「どーだった!?」

マイキー「来れそうか?」

『大丈夫。許可降りたよ』

マイキー「ということは?」

場地「入れるっつーこと?」

『そゆこと。来週の土日から行くよ』



2人は「よっしゃー」と喜んだ

なぜそんなに喜ぶんだろうか



場地「よし、そうと決まればサッカーやろうぜー!」

マイキー「おー!」



サッカーかぁ

あんまりやった事ないな



場地「椿ー!」



場地からパスが来る

要はボールを蹴るだけ



『あれ?』

マイキー「ぶははは!!!ヘッタクソー!!」

場地「ぶははは!!!」



いけると思ったのに

空振ってしまった

恥ずかしくって直ぐに転がって行ったボールを取りに行く

公園から出そうになった



「おっと、周りみねぇと危ねーぞ」



ふと人の気配がして

上から声がした



『ご、ごめんなさい』



咄嗟に口から出た



「ちゃんと謝れて偉いなー。ほらボール。次は気をつけろよ」

マイキー「あー!真一郎!」

場地「真一郎君!」



真一郎...?

あ、マイキーのお兄さんだ

よく顔を見ると似ていた



真一郎「イケメンな顔だろ俺?」

『いや、似てるなーって思っただけで...』

マイキー「椿!こいつ俺の兄貴!前言ってたろ?」

『うん』


真一郎「じゃぁ、エマの言ってた子この子か!よろしくな!椿A"君"」



...くん



『あ、はい』

真一郎「ドライな子だー」



真一郎君はゲラゲラと笑う



場地「真一郎君!こいつサッカーできねーんだよ!男なのに」

マイキー「ぶっ...男だと思われてんな」

『...』



なんか、今の「男なのに」という言葉に苛立ちを感じる



真一郎「誰だって苦手なことあんだろ」

場地「喧嘩できねーもんな」


真一郎「お前はベンキョーできねぇだろ。よーし、俺がサッカーを教えてやろう」


『...足が痛いのでパスで』

マイキー「あーあ、怒らせた」



なんだよもう

こういうの最近多くなった

感情的になって子どもっぽくなってしまうところ

だって私は…



......あれ?


大人になってからのことが思い出せない


何で...?


高校は?


中学は?


なんか…








「うわ、雨降って来たー!!」

「濡れるー!!」



突然ザーザーと降り出した雨



マイキー「雨降り始めたから帰るぞ?家寄り…椿?」

『...あ、ごめん』



立ち上がり急いで佐野家へ向かった

頭痛と違和感を感じながらぼんやりと走った

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設定タグ:東京リベンジャーズ , ブラスタ , 佐野万次郎   
作品ジャンル:アニメ
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珠羅(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます!制作中ですので、しばしお待ちください! (2022年5月16日 20時) (レス) id: 4ac8565e93 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2022年5月15日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠羅 | 作成日時:2022年5月12日 0時

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