帰国子女のあの子は片想いをしてるらしい Part2 【ヒロアカ】 (ページ45)

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火とガスが凄い…

『青山くん、せめて…自分達の所をガードするよ』

青山「わかったよ...」

そういい風圧の壁を周りに創った

上は開けてあるから呼吸に関しては大丈夫

マンダレイ《A組、B組総員……戦闘を許可する！》

戦闘許可…

『皆…大丈夫かな…』

青山「ヴィランに会いたくない…」

『この道のりを沿っていくと多分、ヴィランに会う可能性があるから木々の方に行こう…』

最短距離で行けるだろうし

中間地点を少し超えたところでそう提案する

青山「そうしよう…！」

マンダレイ《ヴィランの狙いの1つ判明！！生徒の「かっちゃん」と「光神さん」わかった！？「かっちゃん」と「光神さん」！！》

『わ、私！？』

何で！？

青山「君、なるべく個性発動しない方がいいよ…」

『そうだね……』

もし、ヴィランに会ったら…

3人を巻き込んでしまう

もしその時は…

『青山くん。もし、ヴィランに会ったら青山くんは2人を連れて逃げて。私は戦うよ。もし、ピンチだって思ったら救助レースの時みたいに飛ぶから』

青山「……良いのかい？」

『うん』

青山「わかったよ」

『ありがとう。あと、ごめんね』

歩いていると前からヴィランが来ているのが見えた

『…青山くん、隠れよう。ヴィランが来てる』

青山「…(ｺｸﾝ」

息を殺してその場をやり過ごそう

「───テンション上がるぜ！Mr.コンプレスが早くも成功だってよ！遅せぇっつぅんだよ、なぁ！？でもあと1人残っていやがる！眠たくなってきちゃったよ」

まさか、爆豪くん！！

「そう言うな。よくやっている。後はここに戻ってくるのを待つだけだ」

ここに戻ってくる…！？

隠れきれれるの…？

これ！！

するとガスが晴れた

誰かが倒したんだ…

けど、ホッとできる暇なんてない

「予定通りにはいかねぇもんだな…」

「そりゃそうさ！予定通りだぜ」

ちょうどヴィランは後ろを歩いている

このまま過ぎて行って！！

ｶｻｯ

青山「…！！」

青山くんはヴィランの様子を覗き見て咄嗟に隠れた

何してんの！？

バレるよ！！

青山「…(ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ」

『…』

お願い...

バレないで…

「おい荼毘！そういや、どうでもいいことだがよ！」

バレてない！！

よかった...！！