帰国子女のあの子は片想いをしてるらしい Part2 【ヒロアカ】 (ページ44)

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落ち着きを取り戻し

中間地点を目指して歩き始めた

『あともうちょっと...あともうちょっと...』

八百万「そうですわ！もう少しです！」

青山「あはは～君より僕、輝いてる気がするよ☆」

八百万「...皆さんお待ちください...何か臭いませんか？」

青山「焦げ臭いね...！」

『......これも何かの演出...！？』

マンダレイ《皆！！》

『ひっ...！！』

マンダレイ《ヴィラン2名襲来！！他にも複数いる可能性アリ！動ける者は直ちに施設へ！！会敵しても決して交戦せず撤退を！！》

『ヴィラン...！？』

肝試しの恐怖からヴィランの襲来により緊張感が走った

八百万「焦げ臭さの他に変な匂いがしますわ...これはガス...？」

『ガスなら私が…』

手から風を出す

青山「交戦せず撤退って言われたよ」

八百万「そうですわ...それに空を見てください。煙が広い範囲で上がってますわ...この焦げ臭さを考えたら」

『山火事？...火が広がるかガスと混じってさらに被害が広がるだけだね...危ない...』

八百万「そうですわ...急いで非難しましょう！！」

百ちゃんからガスマスクをもらい

走った

すると前に透ちゃんと響香ちゃんが倒れていた

『響香ちゃん！！透ちゃん！！』

気を失ってる

けど、苦しそう

響香ちゃん達にもガスマスクを付けた

八百万「ガスが原因なのでしょうか...そうなれば、私はB組の方々をお救いしなければいけません！青山さんとAさんはこのお2人を施設へ運んでください！！」

『でも百ちゃん...』

八百万「大丈夫ですわ！」

『...わかった...気をつけてよ』

八百万「えぇ。そちらも」

私達は施設へ向かって歩き始めた

ガスの被害を防ぎたいな

『あ！そうだ！』

青山「な、なんだい！？」

『風圧で創ればいいんじゃない！？ほら、ガスを広げるのを防ぐのに！壁を！』

青山「でも、ガスを出している所が分からないよ...？」

『私達の後ろにはまだ届いてないからガスが来ている方向を一応...』

青山「こんな広範囲、壁を創ったらまた動けなくなるかもしれないよ」

『...それもそうだよね...悔しいけどリスクが増えるよね...』

でも

何もしなかったら

B組の人たちも巻き込まれる

もし、私がここで壁を創っていたら

青山くんが1人で響香ちゃん達を運ばないといけなくなるし

会敵したらすぐに逃げられない

下手したら3人とも…

『…止めてごめん。施設に行こう』

施設に向かい歩いていく

もう少しで中間地点の広場に着きそう