帰国子女のあの子は片想いをしてるらしい Part2 【ヒロアカ】 (ページ15)

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雷矢「ここから先は安全なので大丈夫です！！落ち着いて避難してください！！」

サイドキックスの人が言った通り

雷矢兄さん、ヒーローをちゃんとしてる！

「おがぁざん！！おがぁざん！！」

あ、小さい子が

雷矢「A！？どこ行くの！！」

『小さい子が！！』

「うわぁぁぁん！！おがぁざぁん！！」

『僕！大丈夫だよ！お母さんとはぐれちゃった？』

ハンカチで男の子の涙を拭いてあげる

「うぇ？…うん…お母さんと、はぐれちゃった…ｸﾞｽｯ」

怪我は無いみたい

『一緒に探そっか！』

「お姉ちゃんは…ヒーロー…？」

『まだ、卵なんだけどねヒーローだよ！お母さんの特徴教えてくれるかな？』

「茶色の毛で、ひとつに結んでる。服は白の服。えっと…あとは、赤色のリュック…！」

『教えてくれてありがとう！お姉ちゃん頑張って探すよ！』

凄い人混み…

上から探した方が早いかな…

人混みから抜け光で翼を創る

これ１回しかやった事がないけどやるしかない

『僕、ちゃんと捕まっててね』

「う、うん」

バサッ

「うわぁぁぁ飛んでる！！」

『茶髪でポニーテール…白の服…赤色のリュック……あ！いた！！お母さんいたよ！！』

「本当に！！」

『お母さんって呼んでくれる？』

「お母さぁぁん」

「ま、まーくん！！？？」

ビンゴ！

お母さんの近くに降りる

「まーくん！！…よかったぁ！ありがとうございます！！」

『いえ！』

「お姉ちゃん！ううん…ヒーローありがとう！」

『…！…どういたしまして！次はお母さんとはぐれちゃダメだよ？お母さんを守ってあげなきゃね！』

「うん！」
「本当にありがとうございました！！」

『気をつけて避難してくださいね！！』

ヒーローありがとう…か！

なんか嬉しい！！

雷矢「A！…なんか嬉しそうだね」

『ありがとうって言ってくれて！嬉しかったんだ！ちゃんと迷子の子を親さんの所まで連れてったよ！』

雷矢「お！偉い！偉い！騒動がおさまるまで気を引き締めていこう！」

『うん！』

雷矢(A…立派になって…もう…泣きそう…)

テロはおさまった

他のヒーローから聞いた話脳無っていうヴィランとヒーロー殺しがいたみたい…

まさか！

メッセージアプリを開けて電話を急いでかける

ﾌﾟﾙﾙﾙ

緑谷《も、もしもし…どうしたの？》

『大丈夫だった？私もちょうど保須に来ててそれで聞いたんだけど…』

緑谷《大丈夫だよ！まぁ…少し怪我しちゃったけど…え？あ、光神さんだよ》