帰国子女のあの子は片想いをしているらしい Part4【ヒロアカ】 (ページ16)

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流れるように拠点内に入り

地下通路に続く隠し扉に向け走る

ファット「怪しい素振りどころやなかったな」

ロック「俺ァだいぶ不安になってきたぜオイ！！始まったら進むしかねぇがよ！！」

天喰「どこかから情報が漏れてたのだろうか...いやに一丸となってる気が...」

「だったらもっとスマートに躱せる方法を取るだろ。意思の統一は普段から言われてるんだろう」

相澤「盃を交わせば親や兄貴分に忠義を尽くす。肩身が狭い分昔ながらの結束を重視してるんだろうな。この騒ぎ...そして治崎や幹部が姿を見せていない。今頃地下で隠蔽や逃走の準備中だろうな」

切島「忠義じゃねぇやそんなもん！！子分に責任押し付けて逃げ出そうなんて漢らしくねぇ！！」

切島くんはグワッと素直にそう言った

ファット「んん！！」

雷矢「漢らしくないっちゃないけど、こういう輩は上のやつらを守ることも忠義のひとつだとやってるやつもいるよ。上のやつらを守れればそれでOKみたいな」

『なんか侍みたいだよね。けど、どの場合でも言えるけど責任押し付けて逃げるのは良くないよね...』

しばらく走ると

サー「ここだ」

壁に掛け軸が掛かっていて梅の花かな...

とりあえず梅の花が入ってる花瓶がある所に止まった

サーナイトアイはその花瓶をずらした

サー「この下に隠し通路を開く仕掛けがある。この板敷きを決った順番に押さえると開く」

サーナイトアイが予知で見たおかげで板敷を押していき開いた

バブル「忍者屋敷かっての！ですね！」

雷矢「うちの家にもあるらしいよ(こそ」

『今それ言う！？(こそ』

センチピーター「見てなきゃ気付かんな。まだ姿を見せていない個性に気をつけましょう」

ゴゴゴ...と音を鳴らしながら開くと3人の輩が出てきた

それを相澤先生が見て、バブルガールさんとセンチピーターさんが拘束した

スピーディにこなした姿はかっこよかった

サー「もうすぐだ急ぐぞ！」

階段を降りていくとその行先は行き止まりになっていた

「道合ってんだよな！？」

ロック「説明しろナイトアイ！」

通形「俺見て来ます！」

焦る中通形先輩が前に出た

切島「ルミリオン先輩待って！またマッパに...」

天喰「ミリオのコスチュームは奴の毛髪からつくられた特殊な繊維だ。発動に呼応し透過するようにできてる」

慌てる切島くんを天喰先輩は大丈夫だとなだめた

天喰先輩の言う通り説明会の時のような事はならなかった

サポート会社恐るべし...