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「へ？いや、違いますよ？」
そんな事を言うとは思っていなかったすずは、目をぱちくりさせる。
「……師匠も加州さんも凄いヤキモチ焼きさんって事です。
師匠は私が他の男性と話しているだけで、笑顔でその方達に圧力を掛けてくるし、加州さんも加州さんで、私には笑顔だけど桜ノ宮に対しては凄く威嚇してますよね？」
もうね、それはそれは怒り方がそっくりなんですよと、すずは苦笑いをする。
加州「……へ、へー？そうなんだ……」
言われた本人はそう返事するしかない。
自分の全く知らない人物と怒り方が似ていると言われてもピンと来ないし、内心複雑である。
「……多分、師匠と出会う前の私だったら、正直に言うと、加州さんとどう接すればいいのかわからなかったです」
その言葉に、加州は顔を歪める。
この子までも本心は、俺の事をうざいって、そう思っているのか。
加州は大和守と言い争いになった事を思い出し、すずの元に来たことを後悔し始めた。
でもね、すずがそんな加州にはっきりと聞こえる様に声を出した。
「加州さんは、私の事を少しでも信じたいって思ってくれたから、こうやって私の側に居てくれるんですよね？
‥‥‥加州さんが私とちゃんと向き合おうとしてくれているのなら、私もそれに応えないと失礼ですもんね」
すずが加州の瞳を真っ直ぐ見つめた。
「……加州さん、私の事を信じてくれてありがとうございます。
私は審神者としての経験が浅いし、何よりこの本丸の事についてはまだわからない事が多いです。
全然頼りなくて、たくさん迷惑を掛けてしまうかもしれません。
だから、ここの初期刀の加州さんが手助けをしてくれると思うと嬉しいし、とても心強いです。
ですので……えっと、その……、これからよろしく、ね？」
少し照れた様な顔をしたすずが、加州に微笑みかけた。
その瞬間、加州から勢いよく桜吹雪が舞い出てきた。
そして、それを出した張本人は顔を真っ赤にしていた。
「加州さん!?」
突然の桜吹雪にすずは驚き、あたふたする。
加州「ごめん！今こっち見ないで……」
すずと繋いだままの手をそのまま離さずに、加州は右手で自分の顔を隠し、彼女から見えない様に身体ごと顔を背けた。
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神ノ木 - 更新待ってます！頑張ってください！ (2018年7月3日 21時) (
レス) id: a21d3a6b09 (このIDを非表示/違反報告)
槝 - 面白い場面で…続きが気になります。 (2018年6月29日 14時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い鯰尾君可愛い国弘可愛い亀ちゃん大好き！！！ - 凄く面白いです！最初から一気に見ちゃいました！清光に薬研に兼さんに三日月が一杯出てきていて私、迚嬉しいです！これからも、更新頑張って下さい！応援しています！では。^ ^！ (2018年5月20日 12時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
埼玉の銀ちゃん(プロフ) - 水面さん» はじめまして、コメントありがとうございます！面白いと言って頂けて嬉しいです(*^^*)少しずつですが更新頑張っていきます!!応援ありがとうございますm(_ _)m (2018年4月29日 18時) (レス) id: 1f42c16589 (このIDを非表示/違反報告)
水面 - この小説すごい面白いです！更新楽しみにしています♪ (2018年4月29日 18時) (レス) id: c4fe34a3f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：埼玉の銀ちゃん x他2人 | 作成日時：2018年4月28日 16時
