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三百八十五話 ページ13

『いっつも各方面から無駄とかオラ並みにバカバカ言われまくってるけどバカって言う方がバカなんだぞバーカ‼

私をなんだと思ってる‼真選組最強だぞ‼』


「分かるわ〜、最近十代ぐらいの子生意気な子増えてきたわよね。
必要以上に煽ってきたりとか、一部しっかりしてる子はいるんだけどそれでもねぇ…」


『更正出来たらいいんだろうけど一人一人にさく時間なんてないし。
つーか私の場合同年代から言われる事多いんだけどコレは何⁉』



西郷さんと机越しに向かい合い、二人とも酒が入ったグラス片手に話す。
油断してたらこの有り様だ。この空間には酔っぱらい同士の会話が飛び交っている。

西郷さんも酔ってるみたいだけどこっちに話を引き出す力が振り出しに戻った。


そういや今は従順だけど楽も最初は生意気ボーイだったな。
沖田はもうアレで沖田というか沖田の生意気はアイデンティティーみたいな感じだし。

身近な若者で見たら確かに結構いるかも。
その度に詩織ちゃんのありがたさが伝わってくる。詩織ちゃん最高!



西郷「まったく鈍感ねぇ、それは愛よ!
愛あってのバカなのよそれは」


『愛〜?なにおかしなことを。

そんなのあってもこっちが受け取れなかったらそれはもうただの幻想だって。
少しでも私を好きならもっと敬ってもらいたいよ!丁寧に接してほしいよ‼』


西郷「アンタの周りには天の邪鬼が多いのね」


『天の邪鬼ってかもう鬼だよアレは‼』



人間関係に社会の話、はたまた恋愛相談まで次から次へと口から出てきた。

懐に入るとか意気込んでたけど私の懐に西郷さんが入ってなんかもう普通の友達のよう。
ここまで人の警戒心をゼロに出きるんだから酒って恐ろしすごい。



西郷「でもガキとかは好きな子に意地悪したりとかするでしょ。
あり得ない話ではないわよ。もしかてその中にアンタのことが好きって奴もいるんじゃない?」


『ホントアンタら人の恋ばな好きだよね。
だけど残念!私にはそんな甘い話ない‼

人生で一度も告白されたことないってエピソードで察して‼』


西郷「それはアンタのキャラがそれだからよ。顔悪くないんだし。
髪おろしてメイクしてちゃんとした着物とか着たら意識する男も出るって」


『でももう自分の恋愛は諦めたし。
ならもう美女のラブストーリー見てるだけでいいかなって』


西郷「何言ってんの!恋しないままなんて人生4分の3損してるわよ!」



尚、話の内容はどんどんお悩み相談と化している。

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たこわさび - Aさん» 落ちの話ですが今の時点では決まっておりません。そもそも落とすかどうかも決めかねている状態です。まだ未確定の部分もあるのでご期待に添えるかどうかも分かりません。ですが、一つの意見としてしっかり受け取らせていただきます。コメントありがとうございました。 (6月22日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
A - 沖田落ちだと嬉しいです! (6月22日 12時) (レス) @page37 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)
A - 落ちは決まってますか? (6月22日 12時) (レス) @page37 id: f296b2ed74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこわさび | 作成日時:2023年5月11日 23時

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