百四十三話 ページ9
「うがァァァァ‼」
その声が掛け声となり柳生家の者が吹っ飛んだ。
「なんだァァァコイツらァァ‼」
「まるで歯がたたぬぞ‼一体どこの門下さ⁉」
どんどん人が倒されていくので、他の柳生の者達は侵入者の8人が予想以上に強く戸惑っている。
こんな大勢だと分かって乗り込んだとしたら新八くん結構勇気あるな。
銀時「新八ぃ、てめェは減給だぜバカタレェ‼
なんでこんなマネする前に俺に一言言わなかった!一人で煮つまりやがって!」
神楽「そうアル!一人ででこんな面白そうな事シコシコ計画して。
一言声かけろよヨ!お前はもう今日からシコッ八な‼」
万事屋の2人が新八くんについてなぜ言ってくれなかったのかと聞いた。
近藤「貴様らァ!新八君の気もしらんで勝手ぬかすなァ‼
新八君は貴様らを巻き込みたくなかったというのがわからんかァ‼」
近藤さんが新八くんの心中を察して万事屋に言う。
だけど近藤さん巻き込まれてるでしょ。だからあんまり人の事言えない気がする。
近藤「こいつは俺達のエゴだからよ‼
お妙さんは自ら望んでここへ嫁ごうとしている!理由は知らん!
だがあんな顔でさよならなんてできるわけもねェ!
こんなマネしても誰も喜ぶ奴なんていないのかもしれん!
それでも
お妙さんにもう一度会いてェ奴だけここに来た!
大義もクソもない戦いに余計な奴巻き込むワケにはいかんだろ!
なのになんでお前らまで来るかなァァもォォォ‼」
近藤さんが言いきる。お前らっていうのは言う時にこっち見たから
あとごめん心の中で謝っとくけど半分位聞いてなかった。こっちもこっちで手一杯だから。
土方「近藤さん、心配いらねーよ。
俺も我ァ通しに来ただけだ。柳生には借りがある、そいつを返しに来ただけさ。
ちなみに今日は仕事休みだしそこんとこも心配いらねェ」
土方がタバコを吸いカッコつけながら言った。
こっちを見ずに自分で吐いた煙を見ながらしゃべってるのが絶妙にイラつく。
続いて沖田が草を持って土方の物真似をしながら言った。
沖田「近藤さん、俺も我ァ通しに来ただけでさァ。
このままいけばゴリラを姐さんと呼ばなきゃいけなくなる。
ちなみに今日はバリバリ仕事でしたがサボって来ました」
土方「オメーはホントに我だな‼」
土方が沖田にツッコむ。
あ、これ私もしゃべんなきゃいけない感じ?
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たこわさび - さーもんさん» 毎回詩織ちゃん達を動かしている時はこんな感じで大丈夫かな?と手探りで書いている状態なので好きと言っていただけるのは嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2022年8月17日 21時) (レス) @page24 id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!詩織ちゃんもオリキャラもストーリーも好きです! (2022年8月17日 18時) (レス) @page23 id: 2dc02ddd04 (このIDを非表示/違反報告)
たこわさび - 3日で全部!そんな一気に…ありがとうございます!拙いところもありますが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年7月31日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん - 3日で全部読みました。とても面白いです!更新楽しみにしてます!! (2022年7月31日 19時) (レス) @page5 id: 4f984dbf4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たこわさび | 作成日時:2022年7月26日 15時