‘’ ページ48
〈楽〉
『楽!好き!』
楽「はい!俺も大好きです師匠‼」
元気一杯の笑顔で嬉しそうに言ってくるのでつい甘やかしたくなる。近藤さんの二の舞。
近藤さんからの好きは親愛でこっちは師弟愛。全力で頭を撫でる。
詩織「よし、これで真選組はコンプリートですね」
『だね』
真選組の隊士一通りに好きと言い終わり、沖田がいた団子屋で手に入れたみたらし片手に町を歩く。土方とザキの反応面白かったな。
詩織「次は万事屋ですね。
あっ!神楽ちゃんですよ」
詩織ちゃんが指差した先には神楽ちゃんと定春くんがいた。
よし!今だ‼
〈神楽ちゃん〉
『神楽ちゃん!好き‼』
神楽「うん、私もAの持ってくるお菓子大好きネ‼」
好きと言ったらこう返ってきました。でも多分ツンデレってだけだと思う!
少し腑に落ちないけど買ってきたプリンをあげておきましょう。
〈定春〉
『定春、好きだよ!』
定春「アンッ」
言った途端目の前が真っ暗になる。なんか生暖かいし食べられてない?これ。
頭が痛い、なんか垂れてる気がするんだけど大丈夫なのかこれ。
とりあえず誰か助けて。
詩織「Aさん!タオルタオル!噛まれてます‼」
詩織ちゃんの手によって定春の口から救出された。
タオルを受け取り頭をふく。唾液と血でえらいことなってる。
あ、新八くんも万事屋から出てきた。やってやれ。
〈新八くん〉
『新八くん、好き!』
新八「いっ、いやぼ、僕は騙されませんよ‼」
一連の流れを見ていたようでザキほど動揺はしなかった。でも顔は赤く染まっている。
チェリーだなー。楽よりしっかりしてるのは万事屋のあの環境だからかな?
詩織「ふぅ、次は旦那ですね。
私は外で見守ってるので頑張ってください!」
『え?』
万事屋の前の玄関で詩織ちゃんと話す。
定春達は買い物かどっかに行ったので中は銀時一人。それはまずくないか?
『いや、なんか二人きりだといかにもそういう雰囲気じゃん!
ガチじゃん!本当に告白するみたいじゃん!』
詩織「Aさん、Aさんはどっきりを仕掛けると決めた時点でその覚悟はしてたはずですよ。今さら悪あがきは無駄です。あきらめてください」
詩織ちゃんがごねる私を万事屋に突入させる。
『にぎゃぁ‼』
銀時「うぉ」
詩織ちゃんに押され変な声が出ながらも万事屋に入った。
まぁ、ここまで来たらやるしかないか。
125人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たこわさび - さーもんさん» 毎回詩織ちゃん達を動かしている時はこんな感じで大丈夫かな?と手探りで書いている状態なので好きと言っていただけるのは嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2022年8月17日 21時) (レス) @page24 id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!詩織ちゃんもオリキャラもストーリーも好きです! (2022年8月17日 18時) (レス) @page23 id: 2dc02ddd04 (このIDを非表示/違反報告)
たこわさび - 3日で全部!そんな一気に…ありがとうございます!拙いところもありますが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年7月31日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん - 3日で全部読みました。とても面白いです!更新楽しみにしてます!! (2022年7月31日 19時) (レス) @page5 id: 4f984dbf4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たこわさび | 作成日時:2022年7月26日 15時