【銀魂】ヒロインが可愛すぎる ４

百八十話 ページ46

猿飛「ついに私の時代が来たわ」



どうやら今度はあやめが将軍を引いたようだ。
つーか私達将軍泣かしたって訴えられたら勝てなくね？



猿飛「私の願いは一つ、銀さんとセッ…「番号で言えボケェェ‼」



あやめ、欲望が出てるぞ。そのあやめを妙ちゃんが頭を蹴り止める。
将軍様風邪引かないのかな。



猿飛「痛いわねお妙さんアナタ将軍にこんな事してタダですむと思ってるの、覚えてなさい。
………私の願いは一つ。トランクスを、５番の人はトランクスを買ってきなさい」



あやめが少し恥ずかしがりながら言った。
あやめ！私は信じてたからねあやめができる子だって‼

将軍様に何かをはかせる上にブリーフだった将軍様のカバーまで。
さぁ私は１番！５番は…




通路側に目をやると全裸で出口へ向かおうとしている将軍様がいた。



「「『(やっぱり将軍かよォォ‼)』」」



これは将軍様が捕まるだけじゃなく威厳がなくなる。
そしてその原因の私達は打ち首ルート。

このままでは大変なことになるので将軍様のあとを追う。
外は戦車に乗り待機している真選組集団。あんまこっち見ないで。



銀時「ヤベェ‼エライ事になってきた！」


近藤「‼貴様らァァ上様に何をしたァ‼」



近藤さんや隊士が攘夷志士を見るような目でこちらを見る。
まぁ肉体的ダメージはないけど精神攻撃は死ぬほどくらってるからこれも一種の攘夷活動なのか？

すると事態はどんどん悪化し戦車が私達を追ってきた。



近藤「総員に告ぐ‼上様を追えェェェ‼」


「「『ギャアアアアアアア‼』」」



必死に戦車に引かれないように走っていると、神楽ちゃんと詩織ちゃんが割り箸を将軍様の目の前に差し出した。



神楽「早くくじ引くアル‼」



今ゲームしてる場合じゃなくないか？そう思うが何か理由でもあるのだろう。
将軍様が割り箸を引くとそこには将軍の文字。

神楽ちゃんが割り箸をひろげると全ての割り箸に将軍とかかれていた。
これはみんな最初の方に将軍様だって気づいてた感じかな。



神楽「将軍様、我等になんなりとご命令を」


詩織「なんでも言うこと、聞きますよ」



二人が笑顔で言う。将軍様はそれを聞いてわずかに微笑んだあと命令を下した。
方向転換し来た道を戻り突進していく。



新八「どうやら分かってないのは僕たちのほうでしたね」


銀時「ったく、なら最初に言やいいのに」


『ま、こうやって転がされるのも一興って奴じゃない？』



どうか、将軍様に幸あれ。

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