百七十六話 ページ42
『待って銀時!私色紙持ってるからコレ使いな‼あと私の分も貰っておいて!』
新八「二人とも落ち着けェェェ!
将軍の前にそんな得たいの知れない色紙とズルズルのマット差し出せるかァ‼」
新八くんが将軍様の席に向かおうとする銀時を止める。
色紙は銀時にしっかり渡しといた。
銀時「おちついてきけパチ恵!ヤマ子!
今回の仕事うまくいきゃとんでもねェ大金が手に入るぞ!
だがその分リスクもでけェ!粗相をしでかせば首も飛びかねねェ!」
銀時が興奮ぎみに金の話をする。
らしいっちゃらしいがどこまでもがめつい。すると突然帰りたいと言う感情が出てきた。
新八くんと銀時が会話をしている間にこっそりドアを開けると、すまいるの周りを真選組が取り囲んでいた。不審者を寄せ付けないためだろう。
外の様子に夢中になっていると肩に手をおかれた。
銀時「まさか逃げようなんて思ってねーよな。
ここでキャバ嬢してる時点でお前はもう俺たちと同類だ。
今さら嫌になったとか言わねーでくれよ?」
『アハハハハハハ』
銀時に釘を刺されもう逃げられないと諦める。
ドアから離れ新八くんのところまで戻ると、まっつぁんの声が聞こえてきた。
松平「オイぃぃぃしゃくれ女こっち来い」
まっつぁんがこちら側に向かい手招きする。
しゃくれていたのは私と銀時だが銀時の方が長時間しゃくれていたので銀時のことだろう。
銀時「誰がしゃくれ女だァァ‼
女はなァ、ちょっと斜に構えてる位が一番カワイイんじゃァァ‼」
新八「おいィィィ!冷静に‼冷静に‼」
『いやお前に女の何がわかる!止まれ‼ストップ‼』
それに反応して銀時がまっつぁんに殴りかかろうとするが私と新八くんでしがみつき抑える。
大人げないぞ。まっつぁんがもう一回新八くんを呼んだ。
松平「そこの廃校寸前の学校にいそうなイモいおさげ、お前も来い」
新八「おさげなめんなァァァァァ‼
一見イモくてクラスでは目立たないが磨けばキレイになるんじゃね?
みたいな原石美人が男は大好きなんじゃー‼」
銀時「おちつけェ新八ィ!お前は磨いても自転車のさびたベルとかしか出てこなそう!」
新八くんも銀時同様殴りかかろうとするのでまた銀時と私で抑える。
大丈夫!パチ恵にもいいとこあるから!可愛いから!
そして次は私の番だ。
さァ、まっつぁんどう来るか。
松平「オイ、そこの顔が悪いわけでもいいわけでもないどっちにもなれてねー微妙な顔の奴。そいつも来い」
125人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たこわさび - さーもんさん» 毎回詩織ちゃん達を動かしている時はこんな感じで大丈夫かな?と手探りで書いている状態なので好きと言っていただけるのは嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2022年8月17日 21時) (レス) @page24 id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!詩織ちゃんもオリキャラもストーリーも好きです! (2022年8月17日 18時) (レス) @page23 id: 2dc02ddd04 (このIDを非表示/違反報告)
たこわさび - 3日で全部!そんな一気に…ありがとうございます!拙いところもありますが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年7月31日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん - 3日で全部読みました。とても面白いです!更新楽しみにしてます!! (2022年7月31日 19時) (レス) @page5 id: 4f984dbf4f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たこわさび | 作成日時:2022年7月26日 15時