百五十話 ページ16
近藤「腹立つんですけどォすかしやがってホントムカつく奴らだよ‼
あんな奴に絶対お妙さんはやれんん‼」
ルール説明が終わり今は開戦を待つ準備時間。
さっきの柳生の態度に腹を立てた近藤さんが木を蹴りまくってる。
だけど確かにあの態度は腹立った。まだ試合始まってないけど仕掛けに行っていいかな。
そう思考を巡らせているとふと手を閉じたり開いたりしている詩織ちゃんが目に入った。
『どーしたの?詩織ちゃん』
詩織「あ、Aさん。ちょっと土方さんの自信満々な話聞いたら変な汗が出てきて」
あーなるほど、やっぱり私の予想通り詩織ちゃんにあのプレッシャーはきつかったか。まぁそれもそうか。まだ19だし場馴れしてないからね。
『そういう時はリラックスだよ詩織ちゃん』
詩織「はいっ!」
リラックスと言ったがこの返事で余計気が引き締まってそう。
すると近藤さんと新八くんの会話が聞こえてきた。
近藤「もうムカつくからさァ、こっちも大将ムキ出していこうぜ!」
近藤さんはそういいながら新八くんの股間に皿をつけている。
どうやら大将は新八くんで決まりのようだ。
『あ、大将ムキ出しって言うならコレ使うといいよ』
新八「いやこれ100均で売ってる奴!どこから出したんですか‼」
『私のポケットは四次元ポケットにも勝るといわれてるから』
新八くんに「本日の主役」と書かれたたすきを渡す。
受け取ってから速攻地面に叩きつけてツッコミ入れてるとこはさすがツッコミのプロだと思う。
そんな感じで未成年とゆるーく会話してたら銀時がダルがらみしてきた。
銀時「なぁお前って二日酔いだけどまともに戦えんのか?
ヤムチャみてーになるのだけはやめてくれよ」
腕を組みながら聞いてくる。やっぱ目死んでるな。
『銀時、あんまヤムチャなめてると狼牙風風拳喰らわせるよ』
銀時「うっせ、ヤムチャはおとなしく栽培マンの自爆に巻き込まれてろ」
そう軽口を叩くが体調に関してはもう大丈夫だ。
シジ…アサリ汁のお陰で元気100倍だ。
というか詩織ちゃんにドラゴンボールネタわかんないって言われたばっかなのに普通に使ってるな。
沖田「んな事よりみなさんどこに皿つけるんでェ?これでけっこう生死が分かれるぜィ。土方さんは負けるつもり一切ないんで眼球につけるらしいでさァ」
土方「オイ、眼球えぐり出されてーのかてめーは?」
沖田の声に振り向くと、左目を皿で塞がれている土方がいた。
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たこわさび - さーもんさん» 毎回詩織ちゃん達を動かしている時はこんな感じで大丈夫かな?と手探りで書いている状態なので好きと言っていただけるのは嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2022年8月17日 21時) (レス) @page24 id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!詩織ちゃんもオリキャラもストーリーも好きです! (2022年8月17日 18時) (レス) @page23 id: 2dc02ddd04 (このIDを非表示/違反報告)
たこわさび - 3日で全部!そんな一気に…ありがとうございます!拙いところもありますが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年7月31日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん - 3日で全部読みました。とても面白いです!更新楽しみにしてます!! (2022年7月31日 19時) (レス) @page5 id: 4f984dbf4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たこわさび | 作成日時:2022年7月26日 15時