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百四十九話 ページ15

銀時「上等だよコノヤロー、喧嘩なら負けねーぞ」


近藤「ちょっと待て、八対八ってそっちは五人しかいねーじゃねーか。騙そうたってそうはいかねー」


神楽「オイなめんじゃねーぞ、数くらい数えられんだヨ‼あやうく騙されるとこだったアル‼」



さっきのように三人が柳生に向かいやじのようなものを飛ばす。
別に騙そうとはしてないと思うけど確かに人数が足りない。どうするんだろう。



神楽「八対五ってこっちの方が有利だろーがァァ‼アレ?
こっちの方が有利アル…ゴリラぁぁぁ‼有利だぞ、どーするコレ」


近藤「さ…さっき言った事はナシの方向にしろコラァァァ‼」


神楽「さっき言った事はナシにしろォォナメんじゃねーぞコノヤロー!」


『誰か他に強い人っているの?』



神楽ちゃんと近藤さんに混じって疑問を飛ばす。
それに柳生くんは反応して何か言おうとしたが、途中でそれは遮られた。



九兵衛「あぁ、それは「はーい」



後ろの門下生の集まりから聞こえてきた声によって。



「その勝負、俺が参加してもいいですか?」



あげていた手だけが見える状態から門下生が横に割れていき姿があらわになる。
そこにいたのは、灰色の髪をした少年だった。



「俺、そこら辺の雑魚には負けないぐらい腕には自信ありますよ」



少年がこちらを見ながら言った。

少し言い方は気になるがどこか他の門下生とは違うオーラを放っている。
すると東城歩が口を開いた。



東城「ふむ、確かに楽は門下生の中でもずば抜けて剣の才能がある。いいでしょう、参加を認めます」



どうやら実力は柳生四天王の折り紙付きらしい。



「どうも、改めまして全方寺(ぜんほうじ)(らく)っていいます。よろしくお願いしますねー」



灰色髪の少年が自己紹介をする。第一印象はなんか人生なめてそう。



九兵衛「あとのもう一人は適当に見繕っておく、これで人数は対等だ。

先に宣言しておこう、僕達六人の中に大将はいない。
我等の大将は既にこの屋敷のどこかにいる。我々を相手にせずそいつを探して倒せば勝てるぞ」



銀時「なにを…」


東城「あっと、君等は教える必要はないですよ。精々僕等にバレないよう気を配ってください。
どのみち私達はあなた方の皿を全て割るつもりなので。大将が誰でも関係ありませんから」



そういい柳生は去っていった。いちいちむかつく言い方するなアイツら。
まぁとにかく、柳生家VS恒道館の戦いの火蓋は切って落とされたのだ。

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作品ジャンル:アニメ
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たこわさび - さーもんさん» 毎回詩織ちゃん達を動かしている時はこんな感じで大丈夫かな?と手探りで書いている状態なので好きと言っていただけるのは嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2022年8月17日 21時) (レス) @page24 id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!詩織ちゃんもオリキャラもストーリーも好きです! (2022年8月17日 18時) (レス) @page23 id: 2dc02ddd04 (このIDを非表示/違反報告)
たこわさび - 3日で全部!そんな一気に…ありがとうございます!拙いところもありますが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年7月31日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん - 3日で全部読みました。とても面白いです!更新楽しみにしてます!! (2022年7月31日 19時) (レス) @page5 id: 4f984dbf4f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこわさび | 作成日時:2022年7月26日 15時

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