百四十八話 ページ14
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場所は代わり柳生家の庭。あっち側は柳生四天王と柳生くんの後ろに何人か門下生がいる。
それにしても庭広いな、いつか迷いそう。
九兵衛「では勝負の内容を説明しよう。
君達の側から無理矢理押しかけてきたんだ、ルールは柳生流に従ってもらう。異存はないな?」
柳生くんがそういうがばっちこいだ。
銀時「上等だよ、なんでもこいコノヤロー」
近藤「ぼっちゃん剣法がコラァ、オセロでもやろうってんじゃねーだろうなコラァ」
神楽「言っとくけどオセロ強ェーぞ私は‼四つ角全部とるぞォォォォ‼なめんなヨ‼」
神楽ちゃんが近藤さんの言動を真に受けたけど何か違う気がする。
でもオセロ対決ならアイツ呼んだ方がいいかな。
『ならボードゲーム全般強い安東って知り合いいるから私呼ぶわ』
そういい携帯を構えたが銀時に頭叩かれた。
予想するとあれだ、安東攘夷志士だから呼ぶなっていう叩きだ。ちょっと頭から抜けてた。
そんなことをしていると柳生くんがルールの説明をし始めた。
九兵衛「ここに皿がある、これを各々自分の身体のどこかにつけてくれ」
柳生くんの言う通り門下生の一人がたくさんの小皿を持っている。
相手の見えない場所につけてもいいのかな。
九兵衛「勝負は八対八のサバイバル戦、この柳生屋敷全てを使ってとり行う。
この敷地内であればどこにいってもいい。敵の大将の首を先にとった方を勝ちとする」
思ったよりも自由度が高い。てっきり一対一で戦うのかと思ってた。
だとするとルール的にいくら人を倒そうが大将の皿を割らない限り終わらない。
誰を大将にするか重要になってくるわけだ。
土方「大勢で一人を囲もうが逃げ回ろうがいいってわけかィ、まるで喧嘩だな。
いいのか?型にはまった道場剣法ならあんたら柳生流に分がある。俺達ゃ、喧嘩なら負けねーよ」
土方がそう言うがこうも自信満々に言われるとハードル上がりすぎてプレッシャーが…
詩織ちゃんとか大丈夫かな。あの子責任感強いから。
九兵衛「これは柳生流に伝わる合戦演習。
我々は年に一度これをとり行い士気を高め、有事の際幕府がため戦にはせ参じる準備を整えているんだ。柳生流がただの道場剣法ではないところお見せしよう。
君達の誇るその実戦剣法とやらを完膚なきまで叩き潰して、全ての未練を完全に断ち切ってやる」
なるほど、どっちも自信があるのは同じってことか。
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たこわさび - さーもんさん» 毎回詩織ちゃん達を動かしている時はこんな感じで大丈夫かな?と手探りで書いている状態なので好きと言っていただけるのは嬉しいです!これからも更新がんばります。 (2022年8月17日 21時) (レス) @page24 id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
さーもん(プロフ) - 更新楽しみにしてます!詩織ちゃんもオリキャラもストーリーも好きです! (2022年8月17日 18時) (レス) @page23 id: 2dc02ddd04 (このIDを非表示/違反報告)
たこわさび - 3日で全部!そんな一気に…ありがとうございます!拙いところもありますが楽しんでいただければ幸いです。 (2022年7月31日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
にくまん - 3日で全部読みました。とても面白いです!更新楽しみにしてます!! (2022年7月31日 19時) (レス) @page5 id: 4f984dbf4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たこわさび | 作成日時:2022年7月26日 15時