【銀魂】ヒロインが可愛すぎる ４

百四十五話 ページ11

柳生四天王という輩がいると言っていた場所にたどり着くと、神楽ちゃんが頭から卵かけご飯をかぶっていた。アメージング。


待って、あのお膳に乗ってるのって…

それに気付き急いでスライディングして一つのお椀を確保した。
なぜか沖田もこっちにスライディングしている。それよりコレ。



『すいませんコレ口つけてますか』


「いや、まだだけど…」



私が近くの人にお椀を持って食いぎみに聞く。すると引き気味に答えてくれた。ラッキー。
その事を確認してから、お椀に入ってるしじみ汁を飲む。



『ふぃー』



スッキリ冴え渡る。赤髪の人ありがとう。
名前はシャ○クスかな？

するといきなりロン毛の糸目男が喋り出した。あ、沖田刀向けられてる。



「いやァ、よく来てくれましたね道場破りさん。
天下の柳生流にたった…たった八人で乗り込んでくるとは…いやはやたいした度胸」



一回八人って多くね？って思った間だったな。さっきの。
あとなんか私も刀向けられてる。



「北大路斎、南戸粋、西野摑、東城歩。
柳生四天王と対峙したからにはここから生きて出られると思いますな」



なるほど、四天王って言われて調子のってんな。コイツら。
ちょっと私の知ってる四天王があるから対抗意識持ってんだ。こんな四天王には負けないからね。

あと南戸粋って人がしじみ汁くれた人だ。



『しじみ汁ありがとうございました』


南戸「いや、それアサリだけど」



南戸さんにお礼を言ったら衝撃の事実が判明した。まぁでもスッキリしたからセーフ！
アサリもしじみも一緒の３文字だし。



銀時「あん？てめーらみてーなモンに用はねーんだよ大将出せコラ。
なんだてめーら？どこの１００％だ？何１００％だ？柳生１００％かコノヤロー」



私がしじみとアサリの違いについて考えていると、銀時が東城歩に柳生九兵衛を出せと催促してた。

そういえば飲み屋で知り合ったおかもっちゃんが１００％オレンジジュースとか二日酔いに良いって言ってたな。



南戸「アンタらのようなザコ若に会わせられるわけねーだろ。
俺達が剣を合わせるまでもねェ。オラッ、得物捨てな」



南戸さんが沖田の首もとに刀を突き立てながらそう言った。南戸さんそんなキャラだったのか。まぁでも一応言うことは聞いておこう。

そう思い東城歩に向かっておもいっきり回し蹴りをくらわした。



東城「ゲボォ」



東城歩が結構向こうまで飛んでいく。
すると周りから複数のツッコみが飛んできた。

百四十六話→←百四十四話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す