二百九話 ページ29
さっきの言葉なんて忘れて早速始まる口喧嘩。
銀時「あ゛?今なんつったA!
絶対子供作りまくってやらァ‼
子供なんてもうサッカーチーム作れるぐらい生んでやるわ!子宝に恵まれてやるわ!」
『まずお前が結婚すること事態無理だろ!
お前が出きるならザキはもう結婚してるっつーの‼』
途中ザキの話にすり変わるものの変わらず言い争う。だけどこれで落下の一歩手前なんだよな。こうしているうちにもつかむ力が弱まっていき危険度は高まる。
新八「僕手伝います!」
そうこうしていると表れた新八くん。
引き上げを手伝うつもりらしいが焦っていて肝心なことを忘れている。
九兵衛「うおりゃ‼」
柳生くんだよ、その子。なんとか新八くんの腕をつかむ。
こういう童話あったな、アヒルをさわってどんどんくっついてくって奴。
これ以上被害を出さないためにも女の子に来てほしい。
妙「あら、銀さんに新ちゃんにAさん。大丈夫ですか?」
よしっ、妙ちゃんだ。女の子だし柳生くんと仲いいし最適。
引き上げてもらうよう呼び掛けよう。
『あの、引き上げてもらえたら嬉しいです』
妙「わかった、すぐ引き上げるわ」
私の言葉を聞いてすぐに柳生くんに覆い被さるようにして銀時の手をつかんだ。
ちょっとずつ身体が引き上げられてくのを感じる。
だが、後もう少しだと言うのに妙ちゃんの後ろから聞こえた声。
近藤「お妙さァァァァん‼俺、手伝います‼」
口では手伝うと言っておきながらも体制的に妙ちゃん抱きつく気満々の近藤さん。
ここからどうなるかなんて目に見えてる。
妙「何どさくさに紛れて抱きつこうとしてんじゃァァァァ‼」
近藤「ぶべらっ」
誰かが殴られる音がしてまもなく私達のところに近藤さんが降ってきた。
それをつかむ新八くん。これで落ちても自業自得としかいいようがない。
神楽「お前ら何してるアルか?」
妙「あ、神楽ちゃん。
実は銀さん達を引き上げようとしてるんだけどなかなか上手く行かなくて…」
被害者が四人目に増えた頃、神楽ちゃんがやってきた。
夜兎に力なら私達を引き上げるなんて容易だろう。
神楽「なら私に任せるネ!
おりゃァ‼」
神楽ちゃんのかけ声の次には宙に浮いている身体。
なるほど、思いっきり空の方にあげたのか。
一つ、心配なことがある。
背中、治ったばっかだけど大丈夫かな。
そう思うも重力には逆らえず、着地時に思いっきり背中を打った。
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たこわさび - ミスティさん» 好みだなんてそんな…嬉しい言葉ありがとうございます!更新は無理のない程度でやっておりますがそのような言葉をいただくとやはり心にくるものがあります、ありがたいです!無理のない範囲でやっていこうと思います! (2022年10月3日 22時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
ミスティ - この小説を読ませて頂いてますが、自分好みの作品でめちゃ好きです!更新頑張って下さい!!応援していますが体調にもお気をつけて下さい!無理なさらずに、、 (2022年10月3日 17時) (レス) @page26 id: bd5baed227 (このIDを非表示/違反報告)
たこわさび - ラウトさん» 「ワクワクが止まらない」と言っていただきありがとうございます。毎日楽しみにしていただいていることが分かりとても嬉しいです!これからも更新がんばります! (2022年9月11日 23時) (レス) id: eddcdf4797 (このIDを非表示/違反報告)
ラウト - 毎日お話の更新お疲れさまです。毎日「今日はどんな話を見れるのだろう?」とワクワクが止まりません!!忙しいと思いますが、これからも更新頑張ってください。応援しています!!! (2022年9月11日 23時) (レス) @page5 id: 698653cd83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たこわさび | 作成日時:2022年9月8日 22時