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能力取得教室 前編 ページ14

yu「ちょ、ちょっと待って下さい...!」

mi「んー?」

yu「え、えと...能力って...?」

mi「あ、そっか」

mi「えっと、ゆはちゃん
も何らかの事があってここに来たんだよね?

ここのみんなは皆殺し屋!まあ、当たり前だけど、この屋敷以外にも殺し屋の住処は沢山あるの!
でねでね、たまに...いや2日に数回だけど...ここの子たちと、他の所の殺し屋が戦う...いや、殺し合うんだけど...効率的に勝つために、みんな能力を取得するの!」

fw「いや、悠春月さんが聞いてるのは、なんで能力を取得するのかじゃなくて、能力って何ってことでしょ?まったく...」

mi「あ、そっか...てへ(((((((」

fw「はあ...悠春月さんって、能力者っていう言葉聞いたことありませんか?」

能力者...あっ

yu「聞いたことあります!...えっと確か...何かを操ったり...普通の人にはできないことができるって本に...」

fw「そう。能力は、普通にはできないことができるの。つまり、能力を持てば、普通の人より上。どうやら、ここの屋敷以外は能力を取得する方法を知らないのか...今まで能力を使っているとこは見たことないの。」

mi「だから今からその能力を取得してもらうよ!」

yu「え、えっと、はい.........?」

fw「能力を持てるのは最高でも3つ。...悠春月さん、あの双子からなにか聞いていませんか?
ハートとか...ダイヤとか... 」

yu「えっと、ジョーカーって言われました...」

mi「す、すごい!素質あるんだね!!ゆはちゃん!ハート〜ダイヤの位の子たちは、能力が3つとかだと能力を制御できずに消滅しちゃうんだけど、ジョーカーからだと制御出来るの!」

fw「まずは...ほんとにジョーカーか確かめないとね。」

そう言ってふわさんは、僕の胸に手を置き、そっと目を閉じた。

そして数秒の時がたって、ふわさんはそっと目を開ける。

fw「っ........!!!!」

ふわさんは目を見開く。

それを見てみりるさんは何かを察したのか、ハッとした顔で言った。

mi「っ...まさか......」


fw「この子なら.....きっと.......」

yu「な、なんかありましたか....?」

mi「い、いやえっと、まあ、取り敢えず自分に合う能力を決めよう!」

それから僕はいろいろなことを聞かれた。

動物と花、大切にしたいものはどちらかとか...

鳥か魚、どちらが好きかとか

一見しょうもない質問と思いきや、

能力を決める際、大切な質問らしい。

勿論どっちもなんていう答えは許されなかった

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作者名:ゆはる。 | 作成日時:2020年12月6日 22時

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