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成績表 ページ8
7月18日。
一学期が終了し、成績表が配られました。
玲莉の成績はまずまずというところ。
特に悪いところも無いことを確認した玲莉は、静かにランドセルにそれをしまいました。
小学生の頃は成績なんて簡単に良いのが取れる。
問題は中学からだ、と親によく言われるから、彼女は落ち着いているのです。
そしてその落ち着きをぶち壊す存在が、松野おそ松です。
「玲莉!!成績表みーせーてー!!」
「別にそんなのどうだっていいじゃないの!」
「そんなに悪かったの?」
「言いながら勝手に人のランドセル漁らないでよ」
「うわ、なんでこんなにいい成績取っといて隠すんだよ!?」
「だからどうでもいいことじゃないの〜」
いまいち噛み合わない会話。
それに若干おかしくなってにやにやしながら玲莉は自分の成績表をおそ松の手からひったくってランドセルにもう一度しまい込みました。
ちなみにおそ松の成績がそれなりに悪いことは言うまでもありません。
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作者名:Spiraea | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hotokenoza/
作成日時:2018年7月4日 7時