今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:6,407 hit
小|中|大
10 ページ11
.
酷い時は月に数回、こうして安田くんに呼び出されるんだけど。
内容は毎回同じで。
「大倉んこと、本当のところどー思ってんの?」
から入り、最終的には
「やから言てるやん。いい加減その不毛な恋やめたらええやんって」
て言われる。
まあわたしも、ダラダラ不倫なんて続ける気は毛頭無く、
でも。でもでも。もし彼と別れたら。
大倉くんを断る理由も無くなるじゃない?
それは避けたいんだよなあ。
だって、大倉くんとは今の関係、今の距離感が。
1番いいんだと思う。
だって彼、基本的にワガママだし。
手に負えない部分、沢山あるし。
大倉くんは、わたしの恋人になりたいみたいだけれど。
わたしは、大倉くんの恋人になんかなりたくない。
あんなワガママ王子、手に負えませんもの。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
47人がお気に入り
47人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sakura x他1人 | 作成日時:2018年5月10日 22時