3話 ページ6
________目を開けると、そこは見慣れた部屋。
大学生の佐藤Aは、寝起きで重たい体をゆっくり起こした。
いつも通り枕元に置いてあるスマホに手を伸ばすと、そこには2件の通知。
KPやっほー、ちゃんと届いてるかな?
KPダイスを振りたくなったら、ここで言うか心で念じてね☆
AKP、部屋に目星。
KP気が早い!?!?何も無いよ!?
…………………せっかくの導入なのに雰囲気が台無しである。
KPの仕事だろ細かい描写は。
はあ、とため息をついて辺りを見渡す。
どうやら前世の私の部屋と何ら変わりないようだ。
部屋に立てかけてあった鏡を見れば、そこに映るのはくりくりした目、白い肌、ぷくっと膨らんだ唇。
世にいう美少女が、そこにいた。
『さすがAPP15………』
〈はい、じゃあそこで“アイデア”振ってみて。〉
突如脳内に響くのはKPの声。
『こいつ、直接脳内に…………！？』
すると、視界の右上には灰色のウインドウが。
アイデア(65)→62(成功)
なんかよくわからんけど成功した！？！？
若干焦ると、また脳内で声が。
〈成功か………………自分の美貌を目の当たりにしたAは、この容姿を使えば説得がかなり有利になるのではないかと気づくよ！〉
『APPロールが使えるんですか！？！？！？！？』
KPからの情報に、私は目を輝かせる。
APPロール………いわば“ただしイケメンに限る”ロール。
相手を説得するにあたって自分の容姿を利用する方法で、実際セッションする時に使うとRPの時にかなり盛り上がるのである。
でもさ、実際にやると失敗した時に恥めっちゃかくと思うんだけど、それは気のせい？
そうか、でも。
『もしものときにAPPロールが使えるのか………』
超楽しいじゃん、とほくそ笑む。
〈…………ところで、あと2時間ほどでシフトの時間だよ☆〉
『そ れ を 先 に い え』
まだ私起きてから鏡見るしかアクション起こしてないじゃん。
とりあえず、ちゃちゃっと支度をして、家を出た。
……………まって、私コンビニ(職場)の場所知らないんだけど。
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コンソメうに(プロフ) - レイさん» ありがとうございますー！！！クトゥルフ好き多くてザイクロトルになれそうです……() (2019年7月22日 10時) (
レス) id: 5c1fade9a7 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ここにもいたぁ……、クトゥルフ知ってる人結構居るよ…、後この作品を待ってた！！！見たくて見たくて仕方なかったクロスオーバー、最の高です！ (2019年7月20日 8時) (レス) id: 17be4d58d2 (このIDを非表示/違反報告)
コンソメうに(プロフ) - 霜月 楸さん» クトゥルフいいですよね！！！精一杯更新致します！！いあいあ！！ (2019年7月13日 18時) (レス) id: 5c1fade9a7 (このIDを非表示/違反報告)
コンソメうに(プロフ) - ピースサインさん» ひぇ〜〜！！！光栄です……！！！精一杯更新致しますので気長にお待ちください！！ (2019年7月13日 18時) (レス) id: 5c1fade9a7 (このIDを非表示/違反報告)
霜月 楸(プロフ) - クトゥルフは…いいぞぉ(やる人がいないのでぼっちプレイしてる人)。好きなものコラボ、ありがとうございます。更新を楽しみにしています！いあいあ！ (2019年7月13日 14時) (レス) id: 8b63df59bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コンソメうに | 作成日時：2019年7月10日 7時
