14-3.___ ページ29
zmside
あれから俺とAは朝食作りを始め、有意義な時間の為に手の込んだ食事にしようと思った。
…の、だが。
『…ゾムさん』
zm「ん、なんや?」
『この卵さ、やっぱり"いつもと違う"料理じゃ無くて、"いつも通り"のご飯と比べたくない?』
zm「と、言うと…?」
『いつも食べてる卵料理を、この卵で作ってどれだけ違いがあるかを試したくない?って事!』
zm「ま、まさか?!お前アレを?!」
『そう…そのまさかだよゾムさん。絶対に、この卵で作ったら美味しい料理。それは…』
zm「『目玉焼き……!!』」
『…なんじゃこれ。』
zm「…俺もわからん。」
────────
────
─
(暫くして)
『で、出来た…』
zm「これが幻の卵で作った目玉焼き…!」
『なんか…こう、オーラが違うね…(語彙力)』
zm「せやな…オーラがちゃうな…(語彙力)」
Aが目玉焼きを焼き終えたのを見送った俺は、少し大きい食パンと小さい食パンを1枚ずつ焼き、スープとサラダを慣れた手つきで食卓に並べた。
zm「ちょっと住んだだけでも慣れるモンやな…」
『へー、もう慣れちゃった?』
独り言を聞いていたようで、横からひょっこりと現れ、話し掛けて来たA。
zm「うぉ、ビックリした…。まぁ…せやなぁ、なんだかんだ言ってAも優しくしてくれたし、此処での生活に慣れたってのは否定しきれんな。」
『…別にそんな優しくなんてしてないし、此処に来させたのはまた"変な奴ら"に後つけられたら面倒臭そうだなって思っただけだよ…。』
zm「ふーんwそれ嘘やろ?放って置けなかっただけやろ?照れ隠しやろー?w」
俺がそう言うと、顔を真っ赤にさせたまま否定してくるA。それが面白くて、ついつい揶揄ってしまう。
『ちょ、ホントに違う!そんなんじゃないから!ゾムさん!』
zm「カッハハハハハwおもろすぎw顔真っ赤やんw」
『と、取り敢えず!ご飯冷めちゃうから食べるよ!早く座って!』
─なんて他愛も無い話をしながら
俺たちは朝飯を平らげるのであった。
────────
作者↓
ツンデレ夢主ちゃん…
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うり太郎(プロフ) - あ、もう、ヤバい(語彙が)。好きです(意味深)。うん。好きいいいいいい!!(土下座して土にめり込んでそのまま起きてバク転してバク宙した(出来ないけど))早くお互いのこと気づいて欲しいぃぃ!!更新再開楽しみにしてますゥ!! (2021年8月14日 22時) (レス) id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
あとら(プロフ) - アイシュさん» そう言って貰えて有難いです!私もこのアイシュさんのような方好きです(突然の告白)神作品ではありませんが更新頑張ります!!応援ありがとうございます!(´TωT`) (2020年1月7日 21時) (レス) id: db9fbb9ed4 (このIDを非表示/違反報告)
あとら(プロフ) - CO2さん» ああああありがとうございます!?これからも頑張るのでよろしくお願いします!ヽ(;▽;)ノ (2020年1月7日 21時) (レス) id: db9fbb9ed4 (このIDを非表示/違反報告)
アイシュ(プロフ) - 最高!...好きです!(突然の告白)なんで作者様はこのような神作をつくれるのですか!?更新頑張ってください!応援してます! (2020年1月7日 17時) (レス) id: 4ddb37048f (このIDを非表示/違反報告)
CO2(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてます!(`・ω・´) (2020年1月6日 23時) (レス) id: 55ea3c243b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あとら | 作成日時:2020年1月4日 11時