2人でひとつ【rb】#2

13-4.＿＿＿ ページ24

貴方side

『それでは皆さん、お世話になりました！』

いよいよ帰る時間。

zm「もっと本当はいて欲しかったんやけどなぁ…」

『ふふ、また遊ぼうね！ゾムさん。』

貴方は唯一私の本心を知る幼馴染み。
絶対また会いに来るよ。

tn「まぁ、なんかあったら連絡してや、Aさん。」

gr「うむ、そうだな。何時でもいいゾ」

『ありがとうございます！』

兵「オスマン様！A様！お時間でございます！」

ビシッという音がつくような勢いで敬礼する兵士の男。

…これを見ると"国の偉い人"が隣にいるって実感するな。

os「うん、じゃあAちゃん！行くめう！」

やっぱり幹部の人だけ見たらキャラが凄いんだよなあ。

『あ、そうだ…』

結局…ロボロさんとは1回も話せなかったなぁ…。

『オスマンさん。』

os「なあに？」

『監視カメラとか、何か情報室に向けて映像や情報を提供出来る物って近くに今ありますか？出来ればカメラがいいんですけど…』

os「えーと、監視カメラなら…あ！そこにあるめう！」

『ありがとうございます！えーと…ちょっとだけ待ってて貰えますか…？』

os「？わかっためう！」

『ありがとうございます！すぐ戻ってきます！』

早歩きで監視カメラの下へ行き、いつもより少しだけ大きな声を出す。

『ロボロさーん！今日までお邪魔しました！お体気をつけてくださいねー！ありがとうございましたー！』

これでいいかな…？

あの人は、何故か見覚えがあった気がした。
懐かしいような、何かがあった。

…1度は話してみたいな。

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