箱庭の少女（曲パロ） ページ29
光一side
いつも、おれと目を合わせて会話をしてくれたあの人。
おれはあの人を『父』と呼んで、あの人はおれを『息子』と呼んだ。
いつも外の世界には出してもらえなかったけど、おれは楽しかった。
あの人はおれが歩けないことを気にしてくれたけど、おれはそこまで気にしていなかった。
いつもいつも、あの人はおれを大切にしてくれた。
ーー
パチパチと、火の粉が舞う。
真っ赤に反射した壁が、おれたちを赤く照らし出していた。
なんで屋敷が、燃えているんだろうか。
最後には、あの人が抱きしめてくれた。
そしてそのまま______。
最後に焼け残ったのは、灰になった屋敷と。
孤独な男の、「ひとつだけの」焼死体。
そして、
ゼンマイ仕掛けの人形だけだった。
ーーーー
一応説明すると、光一くんはただの人形だったわけです。
歩けないのは当然ですよね。
和馬くんは、ゼンマイ仕掛けの人形を『息子』だと思っていたわけですね。
はい、本当に「悪徳のジャッジメント」終わりです。
意味わからんかったらすみません、ありがとうございました。
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たまご(プロフ) - さゆさん» こんにちはー！コメント返信遅くなってすみませんー！合唱部、お揃いですね。ようやく重い腰を上げて書き始めたので、よろしくお願いします。 (10月22日 16時) (
レス) id: 6747865d62 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 私も合唱部でした… (8月15日 13時) (レス) @page49 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ - 叫びましたよ〜！！笑 「光和最高っ！！」 (8月15日 12時) (レス) @page1 id: f83e442703 (このIDを非表示/違反報告)
アイスマン(プロフ) - おい、おい48ページの和馬くんをお姫様抱っこしたい貴様。 同感だ (2022年4月18日 21時) (レス) @page48 id: a725f7a9a5 (このIDを非表示/違反報告)
ペン太 - お返事書こうとしたらまた久しぶりになっちゃった……ぽのさん、たまごさん、お久しぶりです！ (2022年3月26日 16時) (レス) id: 1f3dfec746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時：2022年1月3日 16時
