さむい(もはや光和ではない) ページ16
まじで最近寒すぎてキレてる
同棲設定!多分大学生とか!!設定がガバ!!
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光一side
「さっむ……」
寒さに鳥肌が立つ肌を擦りつつ、かじかんだ指先で鍵を回す。
論文を書いていたら、ずいぶん遅くなってしまった。今日の夕飯の担当は俺だから、早く帰るつもりだったんだけど。
ガチャリと聞き慣れた音を鳴らすと同時に、素早く中に体を滑り込ませた。中に入った途端、ふわりと暖かい空気が冷えた体を包み込む。
思わず息を吐いて、リビングに向かう。
「和馬、ただいま……ってあれ」
定位置にいない恋人の姿を探して、上着も脱がないままに室内を彷徨う。バスルームの電気はついてないし、和馬の部屋にはいなかった。
外出したのか?でも、和馬は真面目だから書き置きを残してくれるんだけど。
首を傾げつつ、上着を掛けに自室へ向かう。ぱちんと手探りで電気を付けると、すぐに違和感が目に留まる。
不自然な布団の膨らみ。不審者が侵入したとかでなければ、考えられるのは一人しかいない。
そっと布団の中を覗き込む。僅かにのぞいた白銀の髪で、確信を持った。
軽く揺さぶり、潜り込んでいた和馬を起こす。
「和馬、起きてくれ。もうすぐ夕飯作るから」
「……ん」
もぞりと布団が動いて、眩しそうに寝ぼけ眼の和馬が顔を出す。
さらりと髪を梳きながら隣に座っていると、スラリとした手が突き出される。
「……起こせ」
寝起きは甘えたになる和馬に苦笑しつつ、仰せのままに、と抱き起こしてやる。寝ていた和馬の体温は高くて、そのぬくもりが心地よかった。
しばらく体重を預けていた和馬だったが、だんだん頭がスッキリしてきたのか腕をほどいていく。
俺の部屋で寝ていたことがバレたからか、和馬は居心地悪そうに目を逸らした。
「悪い」
「別に、気にしなくても……むしろ可愛いからもっとやってくれてもいいけど」
「そういうことを言うな」
「ごめんごめん」
すぐに照れてしまう和馬に肩を叩かれた。多分本人は軽ーーーーくやってるんだろうけど、普通に痛い。からかいすぎるのは良くないな、主に俺が。
若干ムスッとしてしまった和馬をなだめるように、触れるだけのキスを落とす。
「おはよう、和馬」
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えええナニコレ
光和ではねえし友達の距離感でもねえし最後に至っては光一くんがただの変人。
キャラ崩壊がもはや芸術の域なんだが???
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青 - 受験とかで忙しいのですか? (3月30日 16時) (レス) id: 082703c9c7 (このIDを非表示/違反報告)
青 - 早く投稿しろぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!! (2月29日 15時) (レス) id: 082703c9c7 (このIDを非表示/違反報告)
魔術師はクアーツ - うわぁたぁわああ……好きだぁ……やばいよ……(和馬くんのデレとかデレとか) (1月28日 21時) (レス) @page16 id: 45a95b1035 (このIDを非表示/違反報告)
たまご(プロフ) - 青さん» が、がんばります (1月28日 11時) (レス) id: 8ac7a9a685 (このIDを非表示/違反報告)
青 - 早うとーこーしてな (1月27日 17時) (レス) id: 082703c9c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たまご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/suikahqd/
作成日時:2022年12月12日 18時