太にぃLOVE3

溺愛 ページ24

太輔side



あんなに楽しそうなAを久しぶりに見た気がする。家に帰ってくるのが、夜中になることが多くなって、Aには、さみしい思いをさせちゃてんだよな。



「Aちゃん、楽しそうだね。」


隣を見ると渉が、Aを見ていた。


「うん。そうだね。久しぶりに見たわ。オレさ、Aのあの笑顔大好きなんだよね。」


「笑顔じゃなくて、全部でしょ(笑)」


「あはは。確かに。Aって本当に可愛いんだよね。ギュッっとして、チュッってしたい(笑)」



「で、大好きってキュンとしちゃうんでしょ？」



「そうそうそう(笑)」



渉には、耳タコだな(笑)。オレのA溺愛症候群。



「太輔‼やばい、AちゃんのTシャツ。水で透けてる。」


「え？」Σ(・□・；)



Aを見たらTシャツびしょびしょで、下の下着が透けて見えてる。
立ち上がってAん所、行こうとしたらタマがAに自分の着ていたシャツをかけていた。そのまま、水かけ合戦に参加してる？



「あいつ。日なたNGだろ。」



Aをみると、オレが今までに見たことがない女の顔してシャツの裾掴みながら、タマを見つめていた。



「タマ‼」

オレは、自分でもビックリする位、大きな声でタマを呼んでいた。

兄組→←あーー。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す