[Fischer's] 希望の光 短編集 Part.14

もしもシリーズ〜双子出産後〜 ページ6

もしもシリーズ〜双子出産後〜

A side

男の子「おぎゃぁ…おぎゃぁ…」

女の子「おぎゃぁ…おぎゃぁ…」

あ…起きなきゃ…

A「んー…」

シルク「大丈夫か？俺が行くから寝ときな」

A「2人もだから…私も行くよ…」

双子が生まれたから、夜泣きは陽菜の2倍

泣くのは赤ちゃんの仕事だし、何回もやってると何を伝えたいのか分かってくる

けど…

A「はーい、ママはここにいるよー」

男の子「おぎゃぁ…」

シルク「パパだよー」

女の子「おぎゃぁ…」

双子だからなのか、片方が泣くともう片方も泣く、片方が泣き止むともう片方も泣き止む

…ということで、陽菜よりも夜泣きの時間が長い…

A「…ダメだ…眠い…」

シルク「…だな…」

A「明日…っていうか今日か…撮影だね…」

シルク「俺はまだいけるけど…Aはちゃんと寝ろよ？」

A「シルクだって寝てないじゃん…一緒…に…寝よ…」

シルク「ほら、もう目開いてないじゃんw」

A「ん……」

シルク「おやすみ」

シルクの声を子守唄にしてそのまま寝た

次の日

女の子「きゃっ、きゃっ」

男の子「あー」

双子ちゃんの声が耳に入って目が覚めた

A「ん……え？！ 8時？！」

シルク「んー…は？！」

疲れていたからなのか、この時間までぐっすり寝てしまった

A「ちょ、シルク！時間！」

シルク「やべっ！」

A「ご飯！…っと、あの子たちのも！」

急いで寝室を出ると…

陽菜「あ、ママ、おはよー！」

A「おはよ！ご飯今から作る！」

陽菜「あ、もう出来てるよー」

A「え？」

陽菜「はい、ブーブだよー」

男の子「あー、うー」

奏陽「お人形さんだよー」

女の子「きゃっ」

シルク「あと1時間でメンバーが…来る…ん？もう飯作ったのか？」

A「いや、それは早すぎでしょw これ陽菜が作ってくれたみたい」

シルク「まじ？！」

陽菜「そりゃ、パパよりもお料理上手だからねーw」

A「ふふw みんなは？食べたの？」

陽菜「双子ちゃんが起きちゃう前にね！だから、2人でゆっくり食べて？」

奏陽「かーくんとお姉ちゃんで双子ちゃん見ておくー」

シルク「…さすがAの子だな…w」

A「いい子に育ってくれて凄く嬉しいですw」

子供たちの成長をヒシヒシと感じた瞬間でしたw

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ライさん
リクエストありがとうございました！

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