救った人 ページ25
A side
シルクさん達が女の人と戦ってくれている間に、負傷した市民の皆さんの元に向かう
A「大丈夫ですか?」
市民「…私はいいから…他の人を…」
人々は自分はいいから他の負傷した人を診てやってくれと言ってくる
全員を助けてあげたい…でも、みなさんを回復させるためには剣で敵を斬らないと…
どうしたらいい…私に出来ることがあるはずなのに…
?「そんなんじゃ間に合わないよ」
という声が聞こえ、魔法が負傷したみなさんを包み、あっという間に怪我や体力まで回復した
A「この声…ぺけたんさん?」
ペケ「…知ってるんだ」
A「はい、先程教えていただきました」
ペケ「そう…早く逃げた方がいいんじゃない?」
A「え?」
ペケ「何も出来ないのに、この場にいる意味なんてある?どうせ、この街も前のようになるよ」
A「前のようにって…」
ペケ「…焼け野原だよ」
A「そんなっ……大丈夫です!シルクさん達が戦ってくれています!私も今から」
ペケ「行ったって無駄だよ。あの女は強い。それに後3秒であそこの人は女に飛ばされる」
A「え?」
ペケ「3.2.1.」
ぺけたんさんが数え終わるのと同時に向かっていってた4人は女の人に吹き飛ばされた
ペケ「ね?言ったでしょ?君が向かっていったって同じことなんだよ。もちろん俺も」
A「やってみなきゃ分からないじゃないですか!昔、焼け野原になった時だって救世主が現れて人々は助かった。街はダメでも、生きてる人がいるんです!そんな人がまた今回も」
ペケ「君には何も分からない!…大好きだった街が、場所が、家が、一瞬で消し去るあの力。そんな力があの魔法を唱えただけで出てしまったんだ!」
A「…もしかして…救世主さんって…」
ペケ「…あぁ、俺だよ。あの時、どうにかして人を、街を救いたかった。俺は急いで魔法術の本を漁って、救う方法を探した。そして見つけたんだ、人と街を守りながらも敵に炎を当てることができる魔法を」
A「なら…どうして…」
ペケ「…街の中は混乱状態で、魔法術の本が置いてある場所も戦闘場所だった。だから…その本も破れたり、少し燃えてたりしてた…そのことに気が付かずに…俺は魔法を唱えたから…」
A「人は守れたけど…街は守れなかった…」
ペケ「どうせこの街も終わるんだから、早く君もあの4人とここを離れた方がいいよ」
ぺけたんさんはこの場所を離れようとしていた
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とりぴー - 続きを楽しみにしてまーす!! (2022年12月28日 14時) (レス) id: 4971f20f39 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 続き楽しみにしてます! (2020年8月26日 16時) (レス) id: f70026b1c1 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 続き楽しみに待ってます! (2020年7月20日 16時) (レス) id: 826e70f5bd (このIDを非表示/違反報告)
canty(プロフ) - ミライアルさん» ありがとうございます!とても嬉しいです(´˘`*)これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年6月2日 22時) (レス) id: 9fb8c80b7b (このIDを非表示/違反報告)
ミライアル(プロフ) - いつも読ませてもらってます!ほんとに大好きで、展開がいつもワクワクしてます!更新頑張ってください!応援してます! (2019年5月31日 23時) (レス) id: ea2ac79fdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:canty | 作成日時:2019年5月16日 23時