嘘告から始まった恋でした。【青】

偽物の恋6 ページ7

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ー放課後ー





今日もいつも通りの１日が終わった





特に楽しいことも嬉しかったことも無い




強いて言うならお弁当が捨てられていたことぐらい





今日も安定に嫌なことしかない１日です





そしていつもと違うのはここから





朝、私は誰にも気づかれないように





昨日の晩、家にあったメモ帳に




"お話があります。放課後、屋上に来てください"




と書いた紙をころんさんの靴箱に入れておいた





そう、今から私は





ころんさんに告白します





昔からずっとさとにぃが好きだったから





もちろん、告白なんてしたことないし

正直どうすればいいか分からない





でも、どうせ振られるんだからそんなに気合い入れなくてもいいよね





だって好きな人じゃないし





そして私は屋上に向かった





自分の足音がやけに響いて聞こえた





そして、冷たい鉄の扉を開くと





綺麗なブラウンの髪に





くりくりとした茶色の瞳





水色のパーカー





爽やかな雰囲気でとっても優しそうな顔をした男の子が立っていた





『あ、あの………』




こ｢あ、君が………………………｣




こちらを向いたかと思えば私を見た途端、彼は急に固まってしまった





『あの………私、なにかおかしいことしました？』





こ｢い、いや！！！全然！///｣





顔がほんのり赤くなっていく彼





そんな時微かに笑い声が聞こえた





"ふふふふふっ"





恐らく麗華さん達だ





予想はしていたけどやっぱりここにいた。





面倒なことになる前にさっさと終わらせよう。





『あの……蒼乃 ころんさん。』





こ｢は、はい………｣





『私…ころんさんが好きです。
良かったら付き合ってくれませんか？』





私がそういうと口元を手で押えて先程よりも物凄いスピードで顔が真っ赤に染まるころんさん





こ｢/////////｣





やっぱり、、、相当嫌だったんだな←




すると彼はしばらく黙った後、ゆっくりと口を開いた





こ｢こちらこそよろしくお願いします///////////｣





『え………』





偽物の告白





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その返事は"Yes"でした＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





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