嘘告から始まった恋でした。【青】

偽物の恋1 ページ2

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Aside





今日もいつもと変わらない1日





嫌でも必ず目が覚める





そしていつもとなんら変わらない朝が今日も始まる





制服を着て憂鬱な道を歩く





そんな私の１日にも幸せな時間がある





さ｢おはよう！A！｣





『さとにぃ、おはよう。』





"さとにぃ"こと"さとみくん"





小さい頃から近所に住んでる1つ年上のお兄さん





幼稚園の頃からずっと一緒です





さとにぃといる時間が1番幸せ





さとにぃがいるから毎日頑張れてる





そんな私は





優しい笑顔





優しい声





いつも優しくて辛い時もいつも1番傍で支えてくれる





そんな優しいさとにぃに恋しています＿＿＿＿＿＿＿





昔から1番のさとにぃ





そんなさとにぃは今日も私のなんばーわんです





さ｢最近元気ないけど…大丈夫？｣





『え！？………べ、べつに、大丈夫だよ？』





さ｢………そうか。ならいいんだけど。
なにかあればすぐ言えよ！｣





そう言ってにこっと微笑むさとにぃ





さとにぃにはなんでもお見通しだな………





でも、さとにぃには迷惑かけたくないから





ごめんね、さとにぃ





『ありがとう。ニコッ』





今日も私は





憂鬱な1日を過します。

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